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令和 2年第 4回定例会(第1日12月 3日)

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  1. 南山城村議会 2020-12-03
    令和 2年第 4回定例会(第1日12月 3日)


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    令和 2年第 4回定例会(第1日12月 3日)         令和2年第4回南山城村議会定例会会議録        (令和2年12月3日〜令和2年12月24日 会期22日間)    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――              議  事  日  程  (第1号)                          令和2年12月3日午前9時30分開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 一般質問    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会議に付した事件  日程1〜日程4    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 応 招 議 員  (※は署名議員)    議  長  梅 本 章 一 君     1 番  頭 鬼 久 雄 君       6 番  コ 谷 契 次 君    ※2 番  木 下 喜美子 君       7 番  廣 尾 正 男 君    ※3 番  齋 藤 和 憲 君       8 番  久 保 憲 司 君
        4 番  鈴 木 かほる 君       9 番  奥 森 由 治 君     5 番  山 口   亘 君      10 番  梅 本 章 一 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 不応招議員     なし    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 欠 席 議 員   なし    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 説明のため出席した者    村長      平沼和彦 君       参事兼保育所長 山本雅史 君    総務課長    廣岡久敏 君       むらづくり推進課長                                 岸田秀仁 君    税財政課長   井上浩樹 君       保健福祉課福祉課長                                 杉本浩子 君    保健福祉課保健課長            産業観光課長  末廣昇哉 君            中嶋孝浩 君    建設水道課長  岸田啓介 君    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 事 務 局 職 員    事務局長    栗本保代 君    書記    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎ 会 議 の 内 容 ○議長(梅本章一君)  皆様、おはようございます。  全員の御出席を賜り、ありがとうございます。  本定例会は、条例の制定及び一部改正、補正予算等を中心に招集されています。議員各位におかれましては、最後まで慎重審議をいただき、議事が円滑に進むよう御協力をお願いします。  それでは、ただいまから令和2年第4回南山城村議会定例会を開催します。  これから、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――               ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(梅本章一君)  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、2番議員木下喜美子議員及び3番議員齋藤和憲議員を指名します。なお、以上の両議員に差し支えある場合には、次の号数の議席の方にお願いします。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(梅本章一君)  日程第2「会期決定の件」を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月24日までの22日間にしたいと思います。御異議ありませんか。                  (「異議なし」の声) ○議長(梅本章一君)  「異議なし」と認めます。したがって会期は、本日から12月24日までの22日間に決定しました。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                 ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(梅本章一君)  日程第3「諸般の報告」を行います。  議会報告ですが、去る11月25日、第64回町村議長会全国大会がNHKホールで開催されました。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加人数を制限しての開催となり、府議長会役員のみの参加となりました。  今年の1月以降、世界的に新型コロナウイルス感染拡大が進み、これまでに経験したことのない未曾有の事態に直面しています。このような状況下において地域の実情に応じた行政サービスを安定かつ持続的に提供していくために、地方交付税等の一般財源総額の確保、充実を強く求める決議、また、東日本大震災の大規模自然災害からの復興及び災害対策に関する特別決議や、来年3月に過疎地域自立促進特別措置法が期限切れとなることから、新たに過疎対策法を制定するとともに、引き続き過疎対策を講じていただくよう国に強く要望をされたところであります。  また、11月27日には府町村議長会臨時総会が開催され、町村議会議員の改選に伴う本役員の選任が行われました。会長に宇治田原町の谷口議長、副会長に笠置町の大倉議長、監事に京丹波町の梅原議長が就任され、任期は令和4年2月の定期総会までとなっています。  南山城村議会会議規則第129条の規定により行われた議員派遣につきましては、お手元に配付しておりますので、御覧おきをください。  続いて、村長から「行政報告」の申出がありました。これを許します。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  皆様、おはようございます。  本日ここに令和2年第4回南山城村議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、御多忙の中、御出席を賜り誠にありがとうございます。  また、日頃から本村行政の推進に何かと御理解と御尽力を賜り、心から厚く御礼を申し上げます。  今回の、今年第4回目の定例会を迎えることになりましたが、私がちょうど就任しまして今月で1年半年、18か月目を迎えることになっております。村民本位の政治、住民本位の政治、そしてまた今日の村をつくり、明日の村をつくるということを公約に掲げて就任したわけでございます。  以前、外から、村の中を見て分かったこともありましたし、また、実際に中に入っていろんなことが、また分かってまいりました。これまでにいろんな施策をしてたこと、また、いろんな中でできてなかったことや、また現在、この現状でいろんな課題、問題も本当にたくさんございます。それを、一つ一つ解決すべく今頑張っているところなんですけども、特に11月に各区長様、また自治会長様からその区内自治会の中の要望、山のようにいただいております。中には、もう舗装もがたがたの道路の状況、橋梁が朽ち果てて通れないというような場所もございます。  そういったものがたくさん要望来ておりますし、また、本日も議員の皆様からもいろんな要望が来ております。また、ほかにもいろんな団体組織からでも、いろんなまた要望等来ております。これを全部解決したいというふうに思って取り組んでいるところでございますが、なぜかといいますと、それを今しないことには、この村に住んでてよかったというもう一つの目的達せられないと、そこが今、分かれ目の時代に来ているんじゃないかなというふうに感じております。  今、ここでどれだけ手を打てるかどうかによりまして、今後のこの村、例えば、これから75年先を見ますと、人がいてないんじゃないかというふうに思います。今年は、明治維新から数えて152年目になりますけども、明治維新で、列強に追いつき追い越せということで、その当時は、日本はどんどんどんどん民主化とともに発展したわけですけども、ちょうど中頃の70年後に一度日本はクラッシュしました。  それから、戦後75年、奇跡の復興を遂げてですね、成長してきたわけなんですけど、それから少子高齢化、人口減という状況が迎えて、今後の75年を先に考えたときに、本当にこの村どうなっているのかなというふうな非常に危惧しているところでございます。  ちょうど今、宇治市の市長選挙やっておりますけども、ある候補者が50年、100年を見据えた宇治のまちづくりということを訴えられております。確かに、これから50年は見通したそういった政策がね、必要でないのかなというふうに思っております。  今、ここで手を打たないと、ますます悪くなって負のスパイラルに入ってしまう。ここでうまく手を打てば、うまく機能すれば正のスパイラルになるという、その瀬戸際かなというふうに思っております。  京都市なんかは、1000年の先の文化芸術を残すという取組をしております。もう50年、100年じゃなしに1000年を越えてます。しかし、その政策もですね、つまるところは財政ということになってきております。  今、言いました京都市が2028年で財政破綻を起こすということを大きく報じられましたですね、2028年には財政再生団体になると、翻ってこの村はですね、いつになるかといいますと2024年までは何とか今の状況だと2024年まではもつというふうに思われますけども、もってあと4年というところなんです。基金があと残り6億円、今のペースでいきますと1億5,000万ずつ減っていくのであれば4年という、こんな状況でございます。  まして、京都府の基金は幾らかと聞きましたら2,000万円と、京都府が9,000億ほどの財政ですけども、基金が残っているのは2,000万円、東京都は14兆予算持ってて、この春には9,000億円基金がありましたのが、今はゼロ円と、コロナで出してしまってゼロ円、全てはそういうふうな自治体もそんな状況下でございます。  村も決して、その状態よくない中で、これを実現して、住んでてよかったという村にしたいということで取り組んでまいります。  今日も皆様からのいろんな御質問いただいております。精いっぱいお答えさせていきたいと、答えていきたいというふうに思っておりますので、皆さんとともにですね、村をよくするために、また助言なり、御指導を賜りたいというふうに思っております。よろしくお願いします。  それでは、行政報告ということで述べさせていただきます。  初めに、本年10月に発生いたしました台風14号は全国で豪雨をもたらし、南山城村においても10月7日から10日にかけて断続的に降った雨は250ミリという記録的な雨量となりました。10日午前に避難準備情報を発令するとともに、避難所を開設し、万が一の対応に備えました。幸い人的な被害はありませんでしたが、村道と18路線をはじめ、農林業施設においても被害が発生いたしました。  先日の議会第4回臨時会で御承認いただきましたが、早期に災害復旧に着手するため、10月12日に補正予算を専決処分させていただき、災害復旧事業を進めさせていただいております。村民の皆様には、御不便をおかけいたしますが、御理解と御協力をお願い申し上げます。  次に、新型コロナウイルス感染症の感染状況についてでございますが、経済活動の活性活発化に伴い、11月に入り全国で感染者が急増してる状況にあります。京都府内でも感染が拡大傾向にあり、11月17日には京都府は独自に定める3段階の基準の中で最も警戒を要する特別警戒基準に達しました。府対策本部ではこれを受けて府民、事業者等の皆様に対しマスクの着用など、基本の施策の徹底や、屋内での小まめな換気と適度な保湿、発熱などの症状がある場合は外出を控えること、そして、飲食機会において大人数での大声での会話等を伴う宴会等は控えることといった感染防止対策を改めて要請しております。  村民の皆様には、年末年始を迎えるに当たり、府の要請のとおり、新しい生活様式の実践に心がけていただき、密集、密接、密閉の3密を徹底して避け、体調を維持するとともに、毎朝の体温測定など、日々の健康チェックを行い、さらなる感染予防に努めていただきたいと考えております。  南山城村の新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、5月臨時議会をはじめ、6月・9月定例会において補正予算を御議決いただき、経済的に厳しい状況にある村民の皆様や、事業者の生活の安心・安全等の対策について取り組んでいるところでございます。  6月の定例会で決定をいただきました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した地元産品に新規販路開拓支援事業につきましては、10月9日に第1回の予約開始をはじめ、現在のところ第7回まで終了し、410件の発送を行ったところです。毎回、受付開始と同時に府内外から多くの方がアクセスされ、二、三分で完売するといった状況でございます。今後も1月下旬までの間で、あと8回の販売を予定しております。  また、感染症の影響を受けている村内消費の喚起と、村民の暮らしの支援を目的とした南山城村地域応援商品券事業につきましては、8月31日現在で住民基本台帳に登録されている2,619名の村民の皆様を対象に配布をさせていただき、10月から村内の小売店や飲食店等、登録いただいた33の取扱いで御利用されています。  これまでの利用状況は11月20日現在、652万7,000円で約50%の利用となっております。1月31日までの期限内に御利用いただきますよう、防災無線、行政無線やチラシなどでさらに呼びかけを行っているところでございます。  9月の補正予算で御審議いただきました、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、2次分の商品、高品質茶業継続支援事業につきましては、今後も茶業を継続し、高品質茶の製造を目的とされている方に、経営面積1アール当たり2,000円を交付するものでございまして、現在、茶農家の皆様へ事業のお知らせを行い、12月下旬から順次交付していくこととしております。  次に、国の支援事業として、茶農家に対して高収益作物次期作支援交付金が措置されております。この支援策は、感染症の発生により卸売市場等での売上げが大きく減少し、影響を受けた茶業の高収益作物について、国内外の新たな需要等に対応するため、直接販売や契約栽培等に取り組む農業者に対して次期作における資材や機械の導入等の生産活動に対する支援が行われるものでございます。  この事業推進に当たっては村や農協、農業委員会等で構成する南山城村地域農業再生協議会事業実施主体となり、茶農家への説明会を8月以降、11月にかけて3回開催してきたところでございます。申請は11月20日現在で57件とほとんどの茶農家から申請があり、協議会で取りまとめているところでございます。交付額は、経営面積に対して減収額を上限に反当たり5万5,000円交付される見込みとなっております。  南山城村といたしましては、これらの交付金等を活用し多様な事業施行により、地域経済や住民生活を強力に支援してまいりたいと考えております。  以上、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響への対応につきまして、主なものを報告させていただきましたが、まずは現在の感染拡大が止まること、そして一日も早く感染が収束し、村民の皆様が安心して暮らせる日常を取り戻されることを心から願っております。  今後も感染防止に万全を期するとともに村民全ての方々の安心・安全な生活、持続可能な地域経済に向け、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業等の着実な執行につきまして、引き続き村議会議員の皆様をはじめ、村民の皆様の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  次に、本年2月から実施してまいりました南山城村の新しい交通体系の実証実験につきましては、12月25日をもって無償での運行は終了し、令和3年1月からは新交通事業デマンド交通等として、近畿運輸局京都市局の許可を得た上で本格運行を行うこととしております。自宅から利用できる予約制の「やまなみ交通・村タク」といたしまして、村内移動サービスを指定乗降場所の場合1回300円、それ以外は500円で、JR木津駅西口までの村外移動サービスとしては、1人乗車の場合2,000円等で提供することしております。  また、月ヶ瀬ニュータウン線は、時刻表に基づく定時定路線として、月ヶ瀬ニュータウン内の各停留所と竹澤医院前や、道の駅、月ヶ瀬口駅までの間の路線を1回200円で運行することとしております。  このほか、定時定路線で運行しております村営の高山大河原線や相楽東部広域バスと組み合わせて、村内外の移動手段として御利用いただきたいと考えております。これにつきましても、村議会議員及び村民の皆様の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  最後に、本定例会に提案させていただいております議案についてでありますが、同意案件が2件、条例の制定等が5件、補正予算が6件、全13件の議案の審議をお願いいたしております。  御議決賜りますようお願い申し上げまして、行政報告とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(梅本章一君)  これで、村長の行政報告は終わりました。  なお、例月出納監査報告は、お手元に配付しておりますので御覧おきをください。     ――――――――――――――――――――――――――――――――――――                  ◎日程第4 一般質問
    ○議長(梅本章一君)  日程第4、「一般質問」を行います。  今回は7名の議員から一般質問されています。最初は、コ谷契次議員奥森由治議員廣尾正男議員久保憲司議員、頭鬼久雄議員、齋藤和憲議員鈴木かほる議員の順で発言を許します。  これにより、1人45分の時間制限を実施します。発言者も答弁される理事者側も要点を十分に整理され、議事進行に御協力をよろしくお願いします。  それでは最初に、6番議員コ谷契次議員の一般質問を許します。  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  それでは、通告書に基づきまして一般質問をさせていただきます。3問ございます。  まず1、子育て応援について。  先の第3回定例会において、南山城村子育て応援特別定額給付金事業コロナ分が施策となり、支給基準日は、令和2年4月28日から令和3年3月31日までの間の誕生の幼児とした。  昨年公表されたデータによれば3年間で5%以上の人口減少のあった全国自治体の中に府内の多くの自治体があります。  村は、上がっておりませんでしたが、将来人口2045年においては、府下2位の68.7%の減少率の予測データもある。また、来年の出生数は大幅な減少であることも厚生労働省の資料においても読み取れる。  9月補正で提案された規模であれば支援策として通年予算化することも可能であり、この施策を固定すべきと考える。隔たりのない行政の遂行と持続可能な将来人口への取組として質問をいたします。  2、茶農家の支援について。  第3回定例会において、南山城村高品質茶業継続支援事業コロナ分の未給付状態が続いていると聞く。11月19日付でございました。予算可決後は速やかに実行するものであるが、何か障害になっているのか。  また、高収益作物次期作支援交付金についても、村が情報を得てない段階から交付金の早期確保を要請したが、いまだ交付されていないと聞く。いずれも行政の最大限の努力をもって一刻も早く手元の届けるべきであるがどうしていくのか、質問をいたします。  3、総合計画の策定について。  平成33年南山城村推計人口3,000人とした第4次総合計画策定より、10年を経過しようとしている。コロナ禍での出生数の大幅な減少予測、経済問題など多くの課題の中で、第5次総合計画の策定を行う年度を迎える。基本的な考え方、スケジュール等について、質問をいたします。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  コ谷契次議員の発言の制限時間は、10時37分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  コ谷議員の1つ目の子育て応援についての御質問にお答えさせていただきます。  議員御承知のとおり、南山城村子育て応援特別定額給付金事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な不安を抱えながらお子様の誕生を迎えられた子育て世帯を応援するため、令和2年度中に生まれたお子様を対象に、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とした臨時的な支援策として実施しているものでございます。  本村における近年の出生数は、ほぼ横ばいで推移しており、村で子育てしたいと望む人を増やすことは最重要課題であると認識いたしております。  令和2年度は、保育料の無償化を実施し、令和3年度には子育て支援医療支給事業の拡充により、子育て世帯の経済的負担の軽減を図る予定で、順次施策に反映させていただいているところでございます。  議員御提案の新生児誕生への子育て応援支援策につきましても、令和3年度から制度化してまいります。  次に、2つ目の茶農家の支援についての御質問にお答えいたします。  南山城村高品質茶業継続支援事業でございますが、財源となる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付決定及び指令前着工の是非の確認に時間を要しました。現在は、茶農家の皆様からの申請受付を始め、迅速に事務を進めておりますので、12月の下旬から順次交付を行ってまいります。  次に、高収益作物次期作支援交付金でございますが、茶を対象とする第3回公募が当初予定より大幅に遅れ、国への提出期限が12月25日となっております。  これは熊本大水害により、第2回公募が延長されたこと、さらには当初の交付要件が、簡素で弾力的あったことにより、コロナの影響を受けていない方も申請できてしまい、本交付金の目的に沿わないことから、国による運用見直しが行われ、これに時間を要したこと、また、その運用見直しの追加措置が設けられたことで、さらに期限が延びることとなりました。国からの情報が入り次第迅速に進めてまいります。  3番目の総合計画についての御質問にお答えいたします。  平成24年度に策定された南山城村第4次総合計画は、10年、平成33年度、すなわち令和3年度までの計画となっています。この間にも2020年、令和2年3月には第2期南山城村人口ビジョン、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、5か年の村の進むべき姿を計画的に定めたところでございます。  総合計画は、村の施策の基本となる10年の構想であり、実施計画的なものとして5か年の計画として、総合戦略を定めており、第5次総合計画は、第2期総合計画に位置づけた目標や政策を反映させていくこととしております。  そうした中にあって、議員御指摘のとおり、コロナ禍や経済状況の変化がある中、総合戦略の見直しとともに、総合計画に反映させ策定をしてまいりたいと存じます。  御質問の第5次総合計画につきましては、他の村の計画などとの調和を図りつつ、令和3年度中に策定する予定となっております。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  まず、子育て応援について質問させていただきます。  今、村長のほうから3年度より、この制度を固定化するという強い意志が酌み取らせていただいたのですが、そのとおりで確認よろしいんですね。それは3年度、4年度、5年度、継続するということで、了解しました。  では、そういうことでしたらいいんですけども、言っとこかなというふうに思うんですが、一応来年はどれぐらいほどの出生数を見込んでおられるのか、つかんでおられたらお願いできたらなというふうに思うんですけども。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課福祉課長」 ○保健福祉課福祉課長(杉本浩子君)  来年度の出生数でございますが、出生数はあくまでも推測の限りで予算化はしてまいりたいと思ってます。ただ、村長の答弁にもありましたように横ばいという推移をしております。過去の数字を見てみますと、直近も含めまして平成30年度で8人、令和元年度で7人、今回ですね、9月の定例議会でお認めをいただきました南山城村子育て応援給付金でございますけれども、子育て応援特別定額給付金事業でございますが、これは10人で見込んでおりますけれども、現在3月までの見込みですと、母子手帳の交付状況から見まして8名でございます。それぐらいの人口出生数では見込んでまいりたいと考えております。  以上。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  ありがとうございます。  その辺の中で、私のほうで後段に上げときましたんですけども、将来2045年には、村の人口がどれくらいの数字になってしまうというデータが、これ総研のほうで出ておりました。やはり、いろんな施策をするに、行うにしても、村の人口をいかに減らすのをなくしていくということが重要な施策、1番の施策ではないかなとこのように思います。  大きなもの、例えば結婚する、されると家を改築するのに200万とか、300万出してる町村もおります、おられますし、村はそこまでもできなくても、やはりこういったこの制度があるということを何とか、皆さんに知ってもらうような、こういったいわゆる広報活動もやはりやっていただきたいなとこのように思います。  8名ですけども、私もちょうど、ちょっと見ますとこの2年間ほどで約200名ほどの方が社会増、ごめんなさい社会減、自然増で亡くなっておられて、200人ほども減っております。やはり、こういったことの、できるだけ緩やかになるような施策を打っていただきたいなと、このように思います。  言いましたように、やはり皆さんに伝えてもらうように、その辺を行政としてやっていただきたい。それで、財源が許す限り、またいろんな施策もあります、あるだろうと思いますもので、その辺、村だけでもなしにやはり京都府一丸となってやっていただきたいなと思います。やはり、村だけでやると、やはり枯渇も、お金のほうも枯渇していきますし、全体で取り組んでいただくようにお願いしていきたいなというふうに思います。  やはり、若い世代の方が安心して、結婚、出産、そして子育てができるような村に、小さい村と言うたら語弊がありますけども、やっていただきたいなというふうに思います。  じゃ1点の質問については、そういった答弁をいただきましたので、終わらせていただいて、次に、2点目の茶農家への確認、支援についてのことをさせていただきます。  なぜこんなに遅なってしまったのかというのがどうしても疑問になるんですね、うちの村は、9月の8日の日に提案されて、9月の25日に可決という形になっております。相楽郡の一番早いとこでしたら、8月の3日に予算提案して、8月の5日にはもう可決しとるんですよね、通年議会という議会の制度を設けているから特に3日間で可決しとるんですけどもね。  ですから、一月も遅れてるのは、やはり今後議会としてもそういう整備をしていって、早く緊急なものについては、早く可決して事業が執行できるように、やはり努力していく必要が一方ではあると思うんですけど、なぜ、こんなに遅くなっているのか、何か先ほどほかのものについては進んでいるような行政側の質問があったんですけど、その間村は例えばどのような汗をかいておられたんか、また、知恵を出す、知恵は出なかったのか。  例えば100%でなくても70%、80%のお金を先に出してしまうとか、また、あるいは村がお金を個人の方にお金を貸すということはこれはできませんけども、法令上できないと思うんですけども、一定団体のほうにお金を貸すことは農林金庫もありますし、都市銀行はちょっと無理でも地方銀行もありますものでね。  そういったものについての利子補給とかしながら、行政としては、こんだけ遅れるんやったらまず手を打つべきじゃなかったんかなというふうに思うんですけど、その辺はどのようにお考えになっているんか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  確かにそのような結果になっているんですが、国の施策についてはやはり結論が出るまではちょっと動くことができません。  もう1つのコロナのほうの農業支援の分ですが、これもですね、決定が大分遅れてきまして、やはり交付するには年内が、年末にね、支払いもいろいろかさんででくるだろうし、年末には交付できるようにしようではないかということで、ほぼ見切り発車するとこまでいってたんですが、ちょうど決定するかどうかの矢先に交付が決まったということで、それで1つは、この12月後半には全て交付できるかなと、もちろん申し込んでいただいてからになりますけども、早いのは、今、申込みいただいておりますので、順次交付していきますので、1アール2,000円の3,600万の分については、年内に支給できるかなというふうに思っております。国のほうも順次そういう格好で遅れておりますが、交付していくように進んでおります。  これ、計算しましたら、全部足してですね、あと商工会のほうとかの支援とか、全てJAさんの、また経済支援を含めますと、1戸当たり平均はかなりの金額になっております。ですから、交付を受けられましたら満足していただけるような金額になるんではないかなと、今、その数字は分かっておりますけども、あえてはちょっと申しませんけども、かなりの金額になるかなというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  12月1日の広報紙、それにまだ、まだと言うたら表現悪いですけども、支援金の交付金の募集要項出ているんですね。今まで何をされてたんかなというふうに思うんですね。10月の1日現在では、せっかく農地、農用地利用集積計画明細書というのも、もう既に10月の1日に交付されてましたんでね、我々としても、議員としても9月25日の可決で1週間ぐらいこの前の明細書が出てくるんで、順調にいくんじゃないかというふうに思っとったんが、この変な動きになってしまったんですね。  やはり、やはりと言ったらおかしいけども、過ぎ去った日にちを尋ねることはできませんけどね、やはり農家の方、私も以前は農家でしたけども、机の前に座っとって、椅子に座っとったらお金が入るような状況じゃないんですね、本当の話。  ですからね、やはり地域の村の窮状、実情、やはり議員の方、国の議員の方、府議会の方、やはりお願いに行く必要があったんじゃないかなというふうに思うんですけども、繰り返してもしようがないですけども、例えば村長、長として知事さんにお願いしに行ったり、府南部からは副知事さんも出ておられますしね、積極的に動かれたかどうか、その辺ちょっと答弁願いたいんですけども。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  要望活動についてはいたしております。ただ、昨年度に比べて若干その活動、行動自粛ということで減っておりますが、またこの24日の日も府庁のほうにも参ってですね、要望活動しておりますんで、これまでも先月も行ったりして、しておりますので、それについては要望活動ということはいたしております。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  じゃこれについては最後にさせていただきますけれども、とにかく宇治茶を守るということでは、南下、南下町、南下市長共通の課題でもありますしょうし、北部行っても茶業されてる方もおられますし、また、そういったような中でも連名でももってでもですね、やはり大きな活動をやはりしていただきたいなというふうに思います。  また、それが目に見えるような形で続けていただきたいなとこのように思うんですけども、その辺、お願いしておきます。  本当に、こんなん財務局とかね、知事さんや副知事さんは大事やけども、財務局、大阪行ったらありますやん。財務局やら、近畿地方農政局、大阪にありますやんな。やはり直談判して7割でも、8割でも金取ってくると、取れなかったら村の金を出してやるとか、やはりそういう英断がやはり必要であったんじゃないかなと思います。  今、12月の末といったらもう農家の方は、一月もたったら肥料代やら、いろんなもん、農薬代やら払っていきますもんでね、余計な借金を重ねるということになりますと、それまた今後の茶業には影響していくものですからね、その辺、やってほしかったかなと私はそう思います。  じゃ3点目に入らさせていただいて、総合計画、来年にはしていただかんと駄目な事業になってくるわけなんですけども、前回、村の役場の、職員の方で一定調整がされたと思うんです。費用もかけずにやったというように前の村長さんは自信持っておっしゃったんですけども、それはそれでいいんですねんけども、まだその辺の作戦というか、その辺はまだかなというふうに思いますけども、何かその辺、村で、職員でやろうと考えておられるんか、それ以前に住民へのアンケート等も前回はされているんですけども、その辺の考え方、まだ決まってないんでしょうか。大筋でも頭に描いておられること、例えば、予算要求をされないと令和3年度の施策には入ってこないんですけども、まだヒアリング設けておられないのか知りませんけども、その辺はどのようにお考えであるのか、まだその辺も決まってないのか、その辺、どうでしょうか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  すみません、もう一度ちょっと御質問のほうお願いできますか。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  前回、職員の方で最後の取りまとめてされているんですけども、将来像についてね。その前に、住民アンケートをされているんですけども、その辺のことは今、まだ予定もされてないのか、その辺、予算要求前ではありますけども、その辺、どのようにお考え、考えておられるのか、お願いしたいなと思います。 ○議長(梅本章一君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)
     すみません。前回は確かに職員でされて、総合計画、こちらにあるんですけども、作成しております。まだ当初予算につきましても、まだ予算要求は現在しておらない状態となっております。基本的に平成23年度の地方自治法の改正によりまして、これはもう議員さんも御存じやと思うんですけど、策定義務については基本なくなっているということで、どういうふうな方法で総合計画を策定する、しないについても市町村に委ねるということで御理解いただいていると思います。  そういった中で、昨年度ですね、こういった総合戦略を立てております。そのときにもアンケートも取っておりまして、当然、中学校とか、子供さんにもアンケート取っております。こういったことをフィードバックさせて、人口も当然人口設計も出てますので、そういったことを含めながら現在は職員のワークショップというふうな形で、いろんなことをうたっていこうとは思ってますけども、現在はどういうふうにやっていくかということにつきましては、今後、ちょっと検討とさせてはいただきたいということですけども、基本的にはこれをフィードバックさせていくということの理念でやっていくということになります。  基本的には、総合計画は概念になりますので、10年の計画になりますけども、こちらがどっちかいうたらアクションプラン、5年の計画になりますので、これを反映させていくと、ほんでほかの計画もいただいてますので、子ども子育ても去年策定されてますし、そういったことを踏まえて総合計画に反映させていくというふうな形になると思います。  以上です。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  それでは、新たなアンケートの実施とか、そういったものは考えてない、予算化してないということになるんでしょうか、その辺、まだ検討中であるのか、その辺はどうなんでしょうか。アンケートの実施については。 ○議長(梅本章一君)  「むらづくり推進課長」 ○むらづくり推進課長(岸田秀仁君)  まだ、予算要求はしてませんけども、実数で言えばアンケートというものは昨年度、昨昨年ですか、取っておりますので、基本的にはここに反映されたものを、反映またさらに反映させていくと、ほんでそれだけで足りなかったので、このときにも追加で中学校とかにもちょっとお願いしてアンケート取ってますので、それをできる限り、今後に反映させていくと。同じような細かい内容も、うち持ってますので、こちらにもアンケートの中身も入ってますけども、そういったことを反映させていきたいとは考えておりますけども。今のとこはまだ予算要求もできてない状況ですので、そこはちょっと御理解をいただきたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「コ谷契次議員」 ○6番(コ谷契次君)  なぜ、ちょっと食い下がるようなことを質問するかといいますとですね、10年前の総合計画では、2033年、ごめんなさい、平成32年、2,000人、3,000人ですか、というような一方的な、一方的なというか考えるもんが一方ではあります。ところが、村でやっておられる福祉計画については、その3,000人を下回るような人口推計がもう既に出ておったにもかかわらずこういう資料でまとめて、まとめられた経過があるんですね。  ですから、言い方、悪いなんですけど、実態と計画が合いづらい、もう一定希望を持たせる意味で、ちょっとアドバルーン上げはるんもいいんでしょうけども、やはり人口推計なんて、基本になるもんやから、それが合ってない、合わされてない。  ですから、いろんな施策にやはり綻び、ちぐはぐが出てくるんじゃない、なかったんじゃないかなとこのように思っているわけです。  ですから、アンケートをされるんであれば、やはり実態に則するようなことでやっていただきたいなという願望を持っておりますので、質問をさせていただいているわけでございます。ですから、今でも村には高齢者の関係の施設云々の話、出てますわね。  ところが、できたらいいのは皆さん、みんなよろしいというふうにおっしゃるの当然の話です、でしょうけども、総体的に、やはり現在の介護保険料とか、そういったものがぐっと上乗せになってくるというようなことが現実に起こってまいります。  現在、村でやっていただいている、社協のほうでやってもらっている訪問介護サービスとか、そういったもののやはり充実のほうもやはり一方では大事であるかなとこのように思っているわけなんです。  ですから、一定、間違ったとはまでは言いませんけども、誘導しやすいような指導じゃなしに、本当に親身になって、今後10年、20年、30年と村の方が安心して過ごせるような施策を取っていただきたいなとこういうように思いましたので、こういったアンケートについて繰り返しやってるわけなんでございます。  ですから、その辺、意図を組んでいただきましてアンケートをされる場合については、その辺十分やっていただきたいな、このように思います。  それと、もう1点ですけども、やはり一番最初の前回の村長のコメントありますけども、まだ前も指摘したんやけども、誤字のままでネットに出ております。見る人もいやへんからと言うたら表現悪いですが、いいでしょうけども、やはり職員の方でやられる場合については、その辺、誤字脱字、十分ないような方法でやっていただきたいなとこのように思います。  時間余りましたが、私の質問、これで終わらせていただきます。  以上です。 ○議長(梅本章一君)  コ谷契次議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(梅本章一君)  ちょっと暫時休憩、トイレ休憩いうことで、5分ほど               (休憩10:21〜10:27) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(梅本章一君)  続いて、9番議員奥森由治議員の一般質問を許します。  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  議長の許可を得ましたので、通告書に基づいて大きくは2点質問をいたします。  行政改革についてであります。  9月定例会で私の一般質問に対して、歳入アップ、歳出削減に取り組んでおりますと、村長は答弁をされております。新年度に向け財政改革について具体的にどのように取り組むのかお伺いをいたします。  2つ目に、また、その中で機構改革にも触れておられますが、どのような趣旨で実施されるのか併せて伺います。なお、過日11月24日の全協までに通告書を提出いたしておりますので、了解をいただきたいと思います。  2つ目に、農業、茶業の振興についてであります。  コロナ禍における茶価の低迷により、村の特例交付金の活用や国の高収益作物次期作支援交付金等支援策が打ち出されておりますが、申請と実態はどうなのかお伺いをいたします。  以上です。 ○議長(梅本章一君)  奥森由治議員の発言の制限時間は、11時12分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  奥森議員の御質問にお答えいたします。  まず、行政改革についてでございますが、本村の財政状況と今後の見通しといたしましては、令和元年度一般会計決算において、実質公債費比率及び将来負担比率はいずれも早期健全化判断基準を下回っているものの、類似団体との比較では低位にいる状況でございます。また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率につきましては98.5%と、厳しい財政運営が続いております。  このような財政状況ではあるものの、住民本位の村政を実現すべく、各種計画、南山城村第4次総合計画、南山城村地域創生総合戦略、過疎地域自立促進市町村計画等に基づき、重点施策を着実に推進することで、この村に住んでいてよかった、住んでみたいと思える村づくりを実施することも同時に求められております。  令和3年度予算編成では、経常収支比率が高止まりしているのが実情でありますが、予算規模が大きくない当村にとっては、できる限り低減させることが必須となっております。また、基金を取り崩すこととなっている近年の決算状況ではありますが、持続可能な行財政運営を行うためには基金の取崩しを可能な限り減少させる必要もあると考えております。  つきましては、令和3年度当初予算において、基金繰入金を最小限にとどめることを目指し、少しでも基金取崩しに頼ることのない財政運営を図ることとしております。  具体的には、限られた財源を配分するために事業の優先順位を意識し、事業の取捨選択を行うとともに、行政が実施する必要性の高いもの、より緊急性が高い事業等を優先順位の上位とすることとします。  また、単に前例を踏襲することなく、執行の方法や体制も含め徹底した見直しと創意工夫により、最少の経費で最大の効果が得られるよう検討することが必要であると考えております。  個別的事項といたしましては、国及び府の予算編成や補助制度の動向を把握し、新設の補助はもとより、制度変更に的確に対応し、対象となるものは必ず活用することとし、一方では補助金があっても安易に事業を実施することなく、事業の必要性、緊急度、費用対効果や数年後に発生するランニングコスト等を十分検討し、事業の見直しを常に行うこととしております。  また、投資的事業については、事業の必要性を十分に検証の上、コスト削減に努め、特に施設整備については、1、ランニングコスト等の後年度負担を含め、投資額に見合う村民サービスの充実が図れるかなど、様々な視点で効果を十分検証すること。  2、将来的な施設ニーズの変化にも柔軟に対応し得る整備計画とすることなどを指示しているところでございます。  いずれにいたしましても、中長期的な視野に立って持続可能な財政運営ができるよう、行財政改革を行ってまいりたいと考えております。  次に、機構改革の趣旨についての御質問にお答えいたします。  本村においては、人口減少、急激な少子高齢化に伴い、高齢化率が48%を超える状況となっている中、住民のニーズも変化し、扶助費関連の経費も増加しているところでございます。また、国の権限移譲等により、業務は増加の一途をたどっているところでございます。  激しい財政状況の折、限られた職員の中で、効率よく業務をこなしながら、職員の資質向上や業務に対する意識の向上により、住民サービスの向上を図ることが求められていることから機構改革を行うものでございます。  機構改革については、本年5月13日を皮切り、村の明日を担う各層にまたがる若手職員を構成員とした機構改革ワーキンググループを設置し、11回に及ぶ会議を持ち、業務量の調査や機構改革案、事務分掌の検討を行ってきたところでございます。その後、管理職を含めた機構改革検討委員会を開催し、さらに検討を加え、南山城村課設置条例を本議会へ提案させていただいております。  今回の機構改革は、住民サービスの向上が図れる組織、職員満足度の向上が図れる組織、村の政策実現に向けた組織の構築を目指すものとしております。  具体的には、住民サービスの向上については、できるだけ1か所で窓口対応が可能となる総合相談窓口の設置を行うこと、また、専門的な知識が求められる関連業務を整理し、素早い住民対応ができる組織を目指しております。  職員満足度の向上については、職員の得意分野や資格を生かした配置を行い、勤労意欲の向上を図るとともに職員同士が活発に意見交換できる組織としております。  次に、村の政策実現に向けた組織でありますが、村に極力ルーティンワークを持たない、総合的な企画に特化した部署を設けることで、明日の村の方向性を示し、新たな事業創出するとともに、村内外に村が今後力を入れる業務を一目で分かるようにいたします。  以上、機構改革の趣旨についての回答でございます。  2つ目の農業、茶業の振興についての御質問にお答えいたします。  茶農家が対象となる交付金事業は、国の高収益作物次期作支援交付金、経営継続補助金、持続化給付金、京都府の府内産農産物継続支援事業、南山城村の南山城村高品質茶業継続支援交付金、南山城村自然災害等防止対策農業経営支援補助金、これらが主なものとなっております。  高収益作物次期作支援交付金は、先の議員への答弁でも申し上げましたとおり、国のほうで再三、運用見直しや追加措置が行われたため、公募が大幅に遅れている状況でございます。  申請者の皆様には、多大な負担がかかりましたが、本村では既に申請者が57件が追加資料を含め、全て提出されており、現在、書類審査の作業を行っております。  なお、現時点での申請者数は57件、申請額は約1億4,800万円となっております。  経営継続補助金は、機械や設備の投資額に対し、100万円を上限として4分の3補助し、さらに感染対策に係る費用に対し50万円を上限に補助するものであります。  こちらはJAが計画書作成の伴走支援及び受付を行うことになっております。こちらも一次公募の採択結果発表及び二次公募開始が当初の予定より遅れ、申請者の皆様には困惑があったようでございます。  本村においては、一次公募にて16件中12件が採択され、二次公募では26件申請があり、現在採択結果待ちとのことでございます。  持続化給付金は、個人での申請となるため、詳細は把握しておりませんが、部会にてすぐに周知が行われ、現時点でほぼ全ての茶農家が申請及び給付されたと伺っております。  京都府の府内産農産物継続支援事業でございますが、こちらはJA南山城村茶業部会にて取りまとめて申請され、一次公募にて申請のあった42件分、約1,500万円は11月30日に申請者へと交付されたと伺っております。  また、12月1日より二次公募が始まっており、数名の方が申請予定とのことでございますが、こちらも2か月ほどで交付される見込みと伺っております。  次に、南山城村高品質茶業継続支援交付金でございますが、現在、茶農家の皆様からの申請受付を始めており、12月下旬から順次交付を行ってまいります。申請者は58件、申請額は総額で3,600万円になると予想しております。  また、南山城村自然災害等防止対策農業経営支援補助金におきましても、1月8日からの受付開始予定となっております。  どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それでは、行財政改革についてお伺いをいたします。  村長の今の答弁ですと、基金を取り崩さなくすると、極力抑えていきますということになりますと、一番手っ取り早く考えられるのが歳出の削減であります。それと裏腹に村長は、区長会を開いたらたくさんの住民の要望があって、それには全力でお答えをしたいと、正反対の言葉をおっしゃって、事業精査を厳格にやっていくと、すると住民のサービスには応えられないということになるんですけども、まず、その歳出の削減ですね、事業を精査して抑えるというのも1つですけども、具体的にどういうことをやるのかと、私9月で申し上げてたんは、一番早いのは人件費を削減することが一番手っ取り早いんじゃないかというふうに考えるんですけども、その辺はどうお考えですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  人件費も含めてでございますが、まずは近いところから手をつけていこうということで、今まで実施してきましたのは、まず、交通関係のバスのほうの発注ですが、1社の随意契約であったものが入札によりですね、約半額になりました。それで、約1,250万ほどの減額を実行しております。なお、さらにですね、交通、新交通の体制づくりということで、さらに外注の分につきましては、さらにまだ半分ぐらいに抑えられるかなというふうに思っております。  そして、人件費はまず特別職のほうの副村長なり、私の報酬カットということで、約年間1,300万ほどの減額となっております。  それと、前の議会でもお話しておりますが、上仲、茶農家の跡地の借入金の実施ですけども、約90万円の借換えによって90万円の経費の削減しておりますし、それと、今後ですね、この前の全員協議会でも御説明させていただきましたが、自然の家の運営についてはですね、指定管理の見直しということで、来年度には500万の経費削減、それと、維持管理について今まで出ていた分がそれも低減できるということで、その効果は年間600万ぐらいになろうかというふうに思っております。  ただし、その後の維持管理も多少経費は変わります、それが今のところ250万ぐらいかなというふうに思っております。  それと、もう1つは村の中で村の財源を引き締めるといいましても、全体の歳出の中の3割程度なんですね。ですから、非常に限りがあると思います。  もう1つ、一部組合の経費につきましても、これ以上、膨らまないように各議会というか、組合のほうに出ていきまして、病院もそうですし、消防もそうですし、特に東部連合につきましてもなるべくそういった出費がないように、そちらでもいろいろと提案させていただいております。発言させていただいております。
     中でもごみの処理費ですが、昨年より2,000万ほど減額になっているといういい効果も出ておりますし、休止中にですね、そういった効果が出てますし、今年は1,500万ぐらい、まだ減るのかな、去年は2,000万に対しての1,500万ですけども、3,500万ということでなくて、1,500万ぐらい低減されるのかなということで、いろんなところでですね、そういった見直しをかけて極力、歳出のほうの制限ですね、努めてまいりたいというふうに思っております。  あと、もう1つ付け加えた質問ですが、要望ですね、本当にこれをしていかないと、村に住む人が、いやもうこの村は将来性ないというふうに思われるとやっぱり出ていきますね。いわゆる足の投票ということになるわけですけども、そういう事態に陥ってはならないと。  ですから、引き止める、流出者を防ぐということについては、それなりの施策を打たなければなりませんし、それについての財源はもちろん必要になってくると思います。  それについては、総合的なことでですね、やっていかないと、この村にとどまる、ここで満足して生活するということにはいかないと思いますので、産業政策もそうですし、また収入については観光業も広げていくとか、また、今ふるさと納税なんかのほうの財源の確保するとか、いろんなことで総合的に入りと出を考えながら、財政の健全化に努めていきたいというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  よく分かりました。ですけども、住民本位の政治、住民サービスの向上、住みよい村にするについては、道路を例に取りますと、大きな道路改良、東和束線やってます、高尾でも法ヶ平尾だって、やってますけども、住民に直接関係する身近な要望ってあるんですね。小さい小さい要望を補助金も得られない、村の単独で整備せないけない、そういう要望に応えていくことが住民の方が非常に喜んでいただけるというふうに思っております。  そうすると、補助金もない、村長のおっしゃってる住民要望に応えていこうと思ったら、結局削減せんと増額していかんことにはお答えできないということになるんです。結局、入りを上げるという方法を、村長9月の答弁では入りを3%上げますということをおっしゃってんねんけども、今、ふるさと納税の話が出ましたけども、ほかに入りを上げる方法って何か具体的にお考えですか、お伺いします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  まず、小さい一次補修何かのところですね、これを応えていきたいというのは、これは本当に思っております。そこが基本と思ってますので、それについては、去年から区民協働ということで、予算を計上してですね、なるべく地元のその近くのそういった補修については、区民の人に出ていってもらって、その分は経費として見ますと、若干の諸経費も区のほうに入るという形をとっておりまして、今のとこ、昨年2件、また今年も2件、3件というふうに応募もございますので、この辺を広めていけば区内の整備がね、だんだんできていくというふうに感じております。考えております。  それと、入りの3%ですが、今現在、今二十六、七億なんですけども、8,000万、9,000万、これはですね、なるべく二、三年のうちに、それ以上収入になるように手を打っておりますので、まずは1つはふるさと納税ですが、あとに誘致された企業、そちらのほうの賃貸料とか、それから固定資産税なり、焼却資産税なり、そういったものもプラス要因としてございますので、3%、4%ほど収入が上げられるかなというふうに考えております。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  今、出ました協働ね、地元との協働の話がございました。確かに政策なんですけども、もうどの地域においても高齢化が進んでいく中で、やれる、やれるというか、若者が出て出撃をしてやれる人が限られてきてますんでね、その人らのその人件費というんですか、例え5,000円なのか、その辺の人件費も考えていただきたいと、これは要望をしておきます。  それで、先に戻りますけども、前の9月の定例会のときに人件費削減の話の中で、いうたら来年度、退職者が出ても退職者補充もしませんと、そういうことで対応をしていくというふうなことをおっしゃったように記憶しているんですけども、その辺の人件費そのものの削減についてどうお考えですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  新入職員の募集は、今年は行っておりません。ただ、退職者でも再任用の希望ございましたら、それは拒めないというところでございます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それから、再度要望しておきます。削減、歳入はいろんな形で増やしていただきたいと思いますけども、歳出、削減については、さらに精査をして取り組んでいただきたいと要望して、指摘をしておきます。  次に、機構改革で先、言いましたように、全協前に出してますんで、かぶったような話になりますけども、ちょっと中身の話で、具体的にお聞きをいたします。言葉、大変すばらしい窓口体制を構築して、窓口、村民主体の窓口体制を構築すると、ええことが書いてあるんですけど、実際、どういうことを目指しているのか、お聞きをいたします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  まずは、役場のほうにいろんな申請とか、用事来られます、そして、いろんな課に分かれるわけなんですけども、1つの作業、作業というか申請するにもいろんな課にまたがっておりますと、なるべくそれは1つの課で対応できればいいんじゃないかということをまず考えておりますのと。  それと、総合案内窓口というのを設けますのは、また、相談ですね、こういったことが困り事あるとか、こういった申請はどこへ行けばいいんですかというふうなことをね、自分で探すのではなく、そこで伺ってもらって、こちらのここどこ行ってください、また、それは内線で、こういうふうなお客さんが見えてますと、対応してくださいということは、内線でも話はできますし、そういったとこの利便性を高めたいなというとこがございます。  それと、もう1つ、いろいろと申請する中でも、課に分かれている部分があります。それも、統一してその課に行けば全てがしてもらえる。その課については、例えば開発なんかそうなんですけども、受付は総務課でやっておりますが、中身がやはり建設課であったり、産業にまたがる、今の場合でしたらむらづくり推進課にもまたがるような中身になってきますので、そういったものも1つの課でですね、全て受付して、来られた方に分かりやすいような説明をしていく、あっちの課行って、こっちの課行ってじゃなしに、分かりやすいようにしていこうと、そこの集約、統合を目指しているところでございます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  今、ちょっと村長が答弁された中に触れてお聞きをします。建設環境課に開発指導係ってありますね、開発指導及び調整って、今まで総務課が窓口やったやつを建設環境課ですか、ここで主体的に受けますということで、開発指導は建設課でやるという理解でよろしいんですか、確認をいたします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  そのとおりでございます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  次に、行きますと、素早い住民対応が可能な組織とすると、ぱっと言うたら、今度、一例を言いますと道路陥没してるから何とかしてくださいよと来たら、即もう対応してどこの課、施設、何やら課が、建設課か何か分かりませんけども、そこが即対応するという意味かなというふうに思うんですけども、住民からあった問題については即刻対応する、インフラばかりでないもんもありますけども、素早く対応する組織とするというところについて、ちょっと具体的に説明いただけますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今現在、軽微な補修につきましては、月に2回ですね、シルバー人材さんのほうが道路パトロールをして、それで、その場で補修してもらったりしておりますし、もう少し規模になれば連絡をして、それがまた建設課のほうで対応するというシステムにしております。  維持管理につきましては、本当に各区長さんのほうから道路の傷みなんかについてはもう山のように来ておりますし、最近はもう全て写真、映像付の要望書が来ておりますので、それを見てですね、少し金額は張るものは予算化してやっていくと、その場ですぐ直すということはできません。ただ、軽微な、本当に道路のアスファルトの傷み、へこみとかいうのは随時やっておりますので、その辺は常に対応していけてるかなというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  次に、その専門職員ですね、素早い対応が可能な組織とすると、見識の深い職員を配置させ、問題発生時において短時間に対応すると、見識の深い職員を配置しと、これはどういうことなのか、お伺いします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  課によってですね、やはり専門的な部署なりの技術者のいる建設課になってきますので、今、開発の窓口は総務課でありますけども、総務課は全般的なことを見ておりますが、そういった技術的なことについては、若干そういった知識は持ち合わせてない。そういったところは建設課の技術者で答えてもらう。また、関連した法令とかにも精通してますのは建設課のほうがですね、盛土条例であり、砂防関係だったりとか、いろんなことを関連法令も精通しておりますし、技術的なことも分かっておりますので、そちらのほうでしたい。  また、今後ですね、そういった開発についてのまた知識を持った人材をですね、これから育てていこう、また当初はまた外注なんかでもお願いしていこうかなというふうに思うんですけども、将来的にはやはりそういった資格、技術、そういったものを職員にね、取ってもらって、よそに頼るだけでなく、この役場だけで完結できたらいいなというふうに考えております。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  それがその職員満足度の向上を図れる組織ということで、その中で希望の仕事につなげる環境づくりの中で、資格を生かした配置を行いというふうに書かれているんですけども、そのことを指しているのか、再度確認をいたします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今年の2月に全職員、課長を除く全職員からヒアリングして、自分の持っているスキルとか、そしてまた希望する課などを伺っておりまして、できるだけそういった要望に応えるような人員配置、異動も行ってきたところです。ただ、全部一遍に動かすいうこと絶対できませんので、順次ですね、そういった要望に応えながら人事異動も考えていっておりますし、特に技術職については、もう固定的にしていったほうがいいのかなということで今考えている、今そういったところで思っております。  それと、あと職員がですね、満足できる職場、そういった環境をつくっていかなくては住民、村民に対する満足度も上げられないだろうということで、就任初日にですね、そういった私の思いを職員に伝えたところでございます。  ですから、今回ワーキンググループで若い人たちで10年先、15年先のね、見据えたどういった職場がいいのかということを皆さんの声を吸い上げて、その人たちがこの機構改革の基をつくっております。多少知見の足らないところは、後の課長が入っていただいて、検討委員会というものの中で仕上げたということにしております。  ですから、一気には100点満点の組織はできませんが、そういった方向を目指してですね、よりよい職場にしていきたいというのが思いでございます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  ちょっと細かいことまで聞いて申し訳ないですけども、建設課には技術屋さん、契約状況、契約事業請負関係をやっております、実際、この新しい機構改革の案についても、他課の契約については、建設環境課ですか、ここが面倒見ると、それ例えますと施設管理課、施設管理課、当然施設管理しますから、維持修繕、工事、入札、執行を行うことになるんですけども、この契約もいうたら建設環境課が事務を所管するのか、施設部門については、その課が責任持って全て行うのか、それはどうなっているんですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  施設管理につきましては、現在のところ総務課で管理してる施設、それから産業課で管理している施設、そしてまた、むらづくり推進課で管理している施設、いろいろ施設がたくさんございます。補修について例えば雨漏りするとか、どこ変えたとか、トイレが壊れたとか、その都度、その課が行ってやるんですけども、少し大きな補修になりますと、その課で見積りするとか、そういったことできませんので、結局は建設課のほうに、この補修についてはどんだけかかると、また、そこから見積りの金額はじくと、ということになりますので、そこはもうまとめてやったほうが効率よく対処できるだろうというふうに思っております。  それと、あと契約なんかもそういったところでこなすということに考えております。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  そうしますとね、せっかく課つくって、課ごとで完結していくような仕事にしたらいいんですけども、結局、建設課でそういう契約状況、契約をすること、なりをすると建設課が負担になるわけですわね、よその課は課としてあってもやで、事務を行うのは建設課が行うのやったら、それやったら建設課の中にあってもいいんじゃないかっていう考え方もあると思うんです。  そらいろいろ村長、若い職員が考えた、また問題があればまた改革もされたらいいと思うんですけども、この機構改革について、最後に当然予想はされて、村長もお答えなっているんですけども、機構改革これ大規模にこういう改革をやりますけども、実際4月1日から、そこの配置された職員が完全に機能するかっていう問題ありますわね。例を、今の現在例を取ると、産業振興課へ農地のことで聞きます。担当者、今日はお休みです。ほかのもんはって、誰も分かりませんって、課長はって、課長会議でおりませんって、実際私も体験したんです。  それは、この文章の中にも書かれてます。そういうことのないように職員、2人体制なのか、課として対応できるようにするということは書かれてますけども、なかなか混乱を招いて結局産業課にあったら産業課の職員ね、動物関係のもんは産業課のもんやったら別のスタッフでもね、話、聞いてるだけでも雰囲気は分かりますけども、その彼が建設課へ異動したとしたら、建設課のもんがほかのことは分からへんですわね、犬、猫のことが分からないですよね。  そういう問題というのは、もう予想されますんでね、せっかく配置をされたとしても、完全に機能するまでかなり時間がかかると思いますし、その辺を十分考えて実施されるよう、あとは人員の配置になるわけですんで、人事は村長の権限ですんで、そこまでは言いませんけども、一例を取りますと、議会事務局に監査、事務局が来るということもありますし、十分な配置、職員の配置を検討されるように指摘をしておきます。  次に、最後に農業振興でございます。  いろいろ国・府、村の補助金、単純に足すと8万5,000円ですか、ほか持続化給付金もありますけども、実際農家として、平均でしか分からないと思いますけども、去年に比べて今年どのぐらい農業扱いしか分からないと思いますけども、どのぐらいの売上金額が下がったんかお聞きをします。 ○議長(梅本章一君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  今、JA市場の形で、お答えさせていただきたいと思います。  昨年度2019年度につきましては、晩霜被害もございましたが7億2,600万ほどとなって、約7億2,600万ほどということで、最終確定を伺っております。それに対しまして、今年度、最終ではございませんが、11月20日現在で5億4,200万程度ということで約、昨年度より1億8,000万ほど下がっておるということでございますのが現状でございます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  1億8,000万ほど下がっておるということですし、今8万5,000円ですか、持続化給付金別としてですよ、大体計算をして200ヘクタールとして、二八、1億6,000万ですか、そうしますと、今、受ける交付金ですか、補助金ですか、これが今、減収に、去年に比べた減収分はその給付金なり、交付金、補助金等で賄えてるのかどうか、はっきり言うたら500万収入あった人が250万なりましたと、個々に差はありますけども、茶価によっても値段が違いますから、一概には言えませんけども、その寄附金なり、補助金をいただいたことで、250万ぐらいカバーできると、とんとんぐらいになるというふうに考えたらええのか、その辺どうですか、どのように分析されてますか。 ○議長(梅本章一君)  「産業観光課長」
    ○産業観光課長(末廣昇哉君)  今、先ほどの交付金、全て御活用いただいたと考えまして、まず1億8,000万の差額ですが、まず2億ぐらいあるのかなと思っております。その個人差はございますが、申請されてない補助金とか、そういうところ、方もおられると思いますので、個人差も出てくると思いますけども、全ての活用されて満額給付されるという形になれば2億ぐらいの金額になりますので、昨年度並みにはなろうかと思っております。ただ、昨年度も晩霜被害を受けておりますので、昨年度の実績がもう被害受けた金額でございます。平成29年度には10億を超える金額でしたので、でございます。 ○議長(梅本章一君)  「奥森由治議員」 ○9番(奥森由治君)  先の議員、コ谷議員も質問されましたし、後で頭鬼議員のほうからも質問されております。結局、金の勘定はできてんけども、この正月迎えて、大体盆正の払いが普通ですわね、商いですと。そうしますと、勘定あんねんけど、金がないですわね、この辺、全力で立替払いというんですか、そんなことも要望されておりまして、また、頭鬼さんが茶農家の専門家でありますんで頭鬼さんに譲って、これで質問を終わります。 ○議長(梅本章一君)  奥森由治議員の一般質問は終わりました。  休憩、さっきしたけどな。行けませんか、行こう。5分休憩、ちょっと発言してください、発言、休憩なら動議を。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(梅本章一君)  じゃ休憩、5分。                (休憩11:12〜11:15) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(梅本章一君)  続いて、7番議員廣尾正男議員の一般質問を許します。  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  議長の許可得ましたので、通告書の、基づきまして質問させていただきます。  企業版ふるさと納税の活用についてということで、一番目に企業版ふるさと納税について、どのように取組をされているのか。また、内閣府の認定を受けるためにいつ認定を受けられたのか、その辺をお願いしたいと思います。  2番目に、財源確保への意気込みについてですが、結果で見せてほしいと思いますが、現在の進捗状況と、今後についてお願いします。  3番目に、企業版ですね、御紹介パンフレットというのはもう既にできているのかどうか。  それと、4番目ですが、寄附の獲得に向けて効果的な方法を考えているのか。  以上、4点について質問、あとは自席で質問させていただきます。 ○議長(梅本章一君)  廣尾正男議員の発言の制限時間は、12時までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  廣尾議員の企業版ふるさと納税の活用についての御質問にお答えいたします。  1番目、企業版ふるさと納税の取組についてでございますが、今年度の4月に企業版ふるさと納税制度の導入を立案、計画し、7月に地域再生計画、企業版ふるさと納税を活用した南山城村まち・ひと・しごと創生推進計画について、内閣府地方創生事務局に認定を受けました。  また、企業版ふるさと納税の受付を開始したことを村のホームページに掲載しております。併せて、12月9日に予定されております、内閣府地方創生推進事務局、これは企業版ふるさと納税分科会ですが、この主催による企業、30団体ございます。と地方公共団体、これも30団体ですが、マッチング会に参加し、全国の寄附企業へ村が取り組もうとしている事業について、広く周知していく所存でございます。  次に、現在の進捗状況についてでございますが、一企業から寄附をしてもよい旨の打診を受けており、現在は、寄附手続について調整中でございます。  そして、企業に対する紹介パンフレットについてでございますが、寄附に対する事業内容によって、その都度パンフレットを作成し対応をしております。  最後に、寄附の獲得に向けての効果的な方法についてでございますが、企業へ向けてのトップセールスやマッチング会への積極的な参加を考えております。  また、営業代行サービスを活用して、行政の範囲ではマッチング機会のない全国の企業へ営業活動を展開していく予定をしております。  どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  9月の委員会、議会にもこのふるさと納税について、質問をさせていただきました。今回ふるさと納税の企業版ということで、質問させていただいておりますが、個人ですね、個人のやつについては、以前総務課長に村の村外から来られている方にふるさと納税してるかということを総務課長に聞きますと、周知は、周知はしてますよと、それと、ふるさと納税もそれに向けて努力しているということで、非常にありがたいと思うんで、詳しいことについてはお聞きしませんが、そういう方向で総務課長よろしいですね。そんで、そういうふうに前向きに取り組んでいただいたらありがたいと思います。  それと、もう1つ、今度は企業版ですね、企業版にもいろいろありましてね、普通の大きな事業に事業目的を出すふるさと納税企業版と、ただ、小さな企業にね、寄附をしていただくと、こういうふるさと納税でも個人版と、企業と、それから大企業、3種類あると思うんですが、村長この間、今、答弁、お答えいただいた内閣府の認定ですね、これが今お答え聞きますと、6月から4月から始まって7月にされたということで、これは非常に私は努力されたと思います。なぜかというとね、なかなかね、この内閣府に答申されて簡単に認定が下りるわけでもないんです。  そやから、私もホームページでね、ちょっとこれを今日出していただいて、中身を見たらなかなかね、7ページから8ページ、南山城村の総合計画入ってますわね、その中に全部網羅したんですけども、その中で、村長数値目標ですね、これふるさと納税給付額という3ページ、村長これ持ってはりますか。この寄附額ですね、今年度は何ぼぐらいされた。それと、将来どうしていくかという、それちょっとお願いします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  その当時つくった目標はちょっと低いんです。今年度1,300万、来年度3,000万、それから6,000万、1億2,000万ということで、一番最終年度1億2,000万、最終年度というても計画ね、1億2,000万しておりますが、今年度はもう1,300万目標上回っておりますので、ちょっとつくり変えよということで、今年度の目標は少し上げまして、上げましてというか、今年度もうクリアしてますので、来年度の目標少し上げよと、1年間前倒しするということで、今計画練り直しております。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  この地域再生計画ですね、この中には一応、現状は9,000万、それから2020年、ここは1億4,000万、それからもう一つ、最終リミットですね、この2020年から2024年は7億8,000万、というふうにこう一番最後のページに載っておりますが、村長、それでよろしいんやろか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それはちょっと目標ではないと思います。ではない、7億といいますのは、上限が7億なんです。こういう事業で寄附をしてくださいということで企業版ということで、広報するんですけども、企業の寄附を受けるマックスの金額が7億となっております。それについては、この事業をしますからということで言ってますので、村としては一応最高額の7億というのはうたっております。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  そしたら、一応この地方再生計画ということで、内閣府に答申されて合格をいただいたいうことは、これに基づいて実行をしていただいたら、村の財政は非常にね、助かるんですわ。そやから、経費節減、節減いうたかてね、必要経費は必ず要りますねん、そやから、財源を確保しようと思ったら、もう今、南山城村で生きていくんならこれしかないんですねん。そやから、これをできてない町村もありますよ。そやけど、私がホームページ見たらちゃんと認可もろてるんやからね、認可もろてる以上はこれに沿って、村長進めてもらいたいと思います。  それと、もう1つね、この近辺ですよ、近辺でこれは、奈良県のね、明日香村というとこです、これがね、6,000万円でして、6,000万円の寄附をいただいてます。ただ寄附をくれるんとちごて、その事業に対して事業目的に対して、村長、寄附いただいているわけです。村として、村長これね、これから進めていくんですけど、今度は南山城村のふるさと納税の事業の中身ですね、中身でどういうふうに挑戦していくのか、その中に寄附対象事業というのがあるんですね、どういう対象事業でされるんか、村長、それお願いします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  企業版ふるさと納税につきましては、こういう事業をするから、御寄附お願いしますという建前のものです。今、村で取り組みたいことということはですね、大きく4つ想定しております。  1つは、村に安定した雇用創出するということで、JR駅周辺再開発、特産品開発、スマート農業、6次産業化、この分野です。  もう1つは、村へ新しい人の流れをつくるということで、観光スポット環境整備、移住定住の促進、文化遺産の保全のことを上げております。  次に、若い世帯が希望を持てる村をつくるということで、出産子育て支援、子供の医療費、通学費の助成、学校教育の充実ということを上げております。  もう1つ、4つ目の取組ですが、時代に合った地域形成と安心して暮らせる村をつくるということで、新モビリティサービスの推進、IoT、ICTの活用、複合型施設の整備、水道未給付地域の解消と、この4つの事業を上げております。そこに賛同していただく企業に御寄附をお願いしたいというふうに考えております。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  それと、一応、それ村長、一応基本目標ですね、だから4点を上げられて、その事業さんに寄附をいただくということで、ふるさと納税の企業版はその事業に応じてつくっていくということやね。ほんなら、そしたら、その企業版は大体いつ頃できますのか、それはまだこれからの話ですのか。今、一企業来てますと言うてはりましたな、それはもう既にできてるわけやな。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今現在、申入れがございまして、まだ最終協定といいますか、そこまでは行っておりませんが、ほぼ決まりかけている状況です。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  そしたらね、企業からね、何千万ほど事業に対して、寄附するという決定しますやん。そうすると、その企業に対して、納税に対して、寄附に対しては企業へのお返りというんですかね、そういうのはない、どういうふうにしようと思ってはりますの。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  企業版は、個人版とちょっと異なりまして、個人版の場合は返礼品というのはついてきます。それは、寄附額に対しての3割なりしなさいよということですね、企業版については、返礼品というのがございません。こういった事業に賛同していただいて、寄附をいただくということなんですが、ただ、企業側の寄附側のインセンティブとしましては、寄附した金額の9割が経費見合いなるということで、本来でしたら、法人税が例えば1,000万利益出た場合に、法人税、地方税全部入れましても、四十数%変わると思うんですが、それが10%になるという利点がございます。ですから、30%ぐらいの節税効果があるということでございます。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  その寄附の企業に対しての返りですね、今、個人版でしたら、いろいろな農産物、他にも返戻あるけど、企業版ないということで、企業版はちょっとこれで調べますと、村長は感謝状を渡すとかいうふうに、それと、村長との写真をね、一緒に撮ってその企業にするということで、書いてますが、その中に記念品も贈呈するというふうに書いてあるんやけど、記念品というのはどういうふうなものでっしゃろ。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  まだ記念品どうのこうのというとこまでは決まっておりませんが、今、1つ御寄附をいただいて、いただこうとしている企業に対してはですね、あんまりはっきりは言えないんですけども、きちっとした形に分かるような、見える形でですね、あの企業さんの何々というふうなことが来年4月以降にはちょっと皆さんにお披露目できるかなというふうなことは考えております。それは、また企業にとっても宣伝効果もあるのかなというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  そうすれば大体、今、村長質問しましたけど、流れとしてはずっと来ておるんですけどね、内閣府の答申もできましたと、そして企業側も1つの企業が来てますよと、そうすればその仕事ですね、どこの課で、誰が担当して、そして村長一人でするんか、この企業側に対してですよ。それはどういうことですか。 ○議長(梅本章一君)
     「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今現在は、税財政課が扱っております。この企業版も増えてきますので、ある程度特化した人間でないとちょっと業務が多いと、それでまた営業なんかも絡みますし、先ほど答えましたが、営業代行というところのですね、そこも獲得しなあきません。それと、その取り扱う、例えば、今現在、村はふるさとチョイスですけども、ふるなびとか、さとふるとかいろんなそういった中間、中間といいますか、ふるさと納税扱っている業者10社ほどありますね。また、それを束ねる会社もあります。保険の窓口みたいな会社なんですがそこもあります。そういったとことの交渉とか、いろんなこの寄附を募っていくについては、いろんなそういった営業活動もしていかなあきませんので、今度のこの機構改革で企画政策課、そちらのほうに移行しようかなというふうに考えております。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  村長これね、今まで役場の仕事以外のね、外の仕事ですわな、これ今、私が今質問している仕事はこれ一般企業がする仕事ですわね、それが今もう役場は、役場の中の仕事やなしに、外の仕事もこれから獲得していくというような大事な仕事ができてきてるわけですわ。非常によくやったと、この人間は2,000万も3,000万も企業行って獲得したと、日頃から努力したという成果が上がったら、その職員に対して、村長どういうふうに評価して、どういうふうにしようと思ってますん。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  議会のほうで条例化せいというふうにしてもらったら結構かと思います。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  私は、ちょっと1つ思うんですけどね、この間、内閣府やなしに、人勧ですね、人勧で役場の職員がね、山城、私行ってる山城病院もそうですわ。病院で苦労してる、それをね、減らすということがね、大変やということを聞きました、そらそやなと。役場でも一緒です。コロナでね、業務量が増えて大変ですねや、それを国からね、下げなさいよと、そら反対したらよろしいで、そやけど、今まで人勧に対して賛成してきたわけですわ、上がるときもええ、下がるときもええ、そやけど今回は下げたわけですわ、村長、下げたわ、みんながね、役場の職員はもう下がったわけです。  そやけどね、上がる方法としては今言うたように、役場の職員も人事評価されてますやんか、やっぱりその人事評価を効果的に、やっぱり評価してやらなあかん。ただ、評価するだけでは、仕事はしませんで、そやから、今言うてる企業版で、ふるさと納税にかかわらず、ほかのことですよ、人事評価した人間、よかった人間に対しては何かのあれをね、やらんことには普通の定期昇給だけでは具合悪いと思う。  そやからね、企業で、企業やったらね、もうボーナスね、給料分ぐらいの出してるわけです。そやから、職員は一生懸命やるわけですわ。ただ、勤務時間だけとちごて、勤務時間外で努力するわけです。そしたらね、給料ぐらいのボーナスはどんと上がってくるわけです。そういう意欲を出す仕組みをね、今後村長していただきたいと思う。ただ、定期昇給、係長上がるときとか、課長上がるときに評価をしはるんじゃなしに、今言うてるこのふるさと納税で非常に努力されて、よそからの外資導入を村に持ってきたということに対して、村長どうです。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ふるさと納税、たくさんいただいたから、たくさんまたそういったことをするわというわけにはいきませんけども、各部署で本当に職員は、日常非常に頑張って仕事をしてくれてます。これはもちろん職務ということになるんでしょうけども、そこでそういったことをですね、人事評価どのようにしようかということなんですが、今、人事評価制度というのもございまして、例えば、定期昇給以外にそちらの評価を得ることによって、多少の追増しができるということを伺っておりますので、今現在もあるんですが、なかなかそこまで機能してない。  4月1日からですね、来年4月1日からきちっとそれを運用していく、その中で評価を得た、上がったものについては、多少の今言ったインセンティブをつけられるような給与制度ですね、それができるというふうに伺ってますので、そちらのほうで若干多くなっていこうかなと、下がる人もいるかも、それは分かりません、私は、人事評価のそこまで細かいとこまでちょっと理解してないんですけども、相当分厚い内容でしたんで、ちょっと理解するとこまでいってないんですけども、そういったことは見直しということは4月から行ってまいりたいと思っております。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  大体の企業版についてはそういう方向でね、お願いしたいと思う。そやから、やった人間に対してね、何も評価せずに使うだけ使ってね、ほっておかれるということなしに、やっぱり営業マンとして努力されたらね、何らかのやっぱり見返りをね、やっぱりやらんことには、やった人間はそんでいいんですけど、やらん人間は何もね、そしたら、役場としてもそういう方向に今向いてますので、村を支えようと思ったら、そのぐらいの努力をしていただきたいと思います。  それと、もう1点、個人版はそうして皆さんやっていただいている。そして大きな事業内容については、村長が自らね、やっぱりトップにしていてあげたい。  そんな中で、もう少し真ん中にあるね、小さな南山城村以外の企業からね、やっぱりちょっとなと寄附をしてあげよかというようなトップセールスもやっぱりしていただきたいと思いますが、その辺はどうですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  来年の分はもうしております。 ○議長(梅本章一君)  「廣尾正男議員」 ○7番(廣尾正男君)  7番廣尾です。  議会もね、行政ばっかりに押しつけるやなしに、行政も一緒になって企業を訪問しますので、言うた以上は声かけていただいたら、うちもトップの人もようけおられますのでね、やっぱり少しでも外資を村に持ってくるように努力を心得ますので、その辺は前向いて努力していただきたいと思います。  いろいろと長々と申しましたが、非常にこれ大切なことですねんやわ、この9月議会でね、監査委員が指摘していますねん、村税はだんだん減ってきますよ、大変ですよというようなこれ監査、9月の監査ね、やってますので、皆さん一緒になって努力してくださいよというて、9月議会の去年の監査最後ね、森山さんでしたか、書いてずっとね、皆さんにお示ししていただいた、そのとおりに実行していただきたいと、そのとおりやと思いますので、まずもって1円でも外資導入を心がけるように、行政の方も努力していただく、そのかわり議会も一緒になって動きますので、お声をかけていただいたら、企業へはいつでも行かせていただきますので、その辺をお願いして私の質問を終わります。 ○議長(梅本章一君)  廣尾正男議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(梅本章一君)  ただいまから暫時休憩いたします。再開は1時からです。                (休憩11:42〜12:59) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(梅本章一君)  続いて、8番議員久保憲司議員の一般質問を許します。  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  8番議員の久保でございます。議長のお許しをいただいて一般質問通告書に基づきまして2問お伺いいたします。村長にお伺いいたします。  まず第1問目、開発行為に係る指導についてということでお伺いいたします。  砂防施設内において、開発行為あるいは林地開発など、村内の各地において様々な開発行為が行われております。知事の許可が必要なもの、あるいはそうではないもの、いろんなケースがありますけれども、それぞれどのような基準で対応されているかお伺いをいたします。  とりわけ、1万平米未満の土地において盛土、切土が行われるというような場合に具体的にどのような指導を行っているのか。  また、受付窓口ですね、一般的には総務課であろうかなと思うんですけれども、窓口の、判断をする部署の一本化、情報の共有化というのはどのように行っているか。村づくりのビジョン、これは今、村ゾーニング計画があると思いますけれども、そのビジョンとの整合性、地権者に対する指導はどう取り組んでおられるのかお伺いをいたします。  さらに、現に行われている開発行為に対して関係法令の遵守状況をどうチェックされているか、お伺いいたします。  2問目は、買物難民対策についてです。  この買物難民という用語がいいのか、悪いのかちょっとやや疑問に思うところですけど、あちこちで使われておりますので、そのまま入れております。道の駅のコンセプトであった買物難民対策には実際には、取り組まれているようには思いません。  ネット通販、あるいは生協とかいったものを活用できる人は買物難民ではないと、実際に玄関先までは行ける、しかし、道の駅まで買物に行けない、こういう状況が買物難民というふうに想定すれば、やはり移動販売車によって買物ができる体制づくりが必要ではないかというふうに思います。  一例といたしまして、社協による孫の手サービス、これ社協独自の活動でやっておられますけれども、こうしたものに付加してですね、移動販売をする、あるいは買物、買物先まで孫の手サービスが届いているわけですけれども、これに併せてですね、移動販売も孫の手サービスの中でというんじゃなくて、こういう事業に社協が取り組んでいくというようなことができないだろうかと、これに対して村がある程度バックアップをして、こういったことができるようにやるというふうな方法が考えられないだろうかと。  あるいは株式会社道の駅はですね、現在、保冷車をオープンのときに保有をされています。これがですね、もともと買物難民対策に使うというふうに聞いておったように思うんですが、現実にはそういう使い方されておりません。これをもっと有効に使うという手だてもあるのではないか。  あるいはまた商工会で移動販売車を購入して、既存の商工業者によって持ち回りで運用して、買物難民対策に充てると、現に、今、村内では一部の業者さんがこういう形で移動販売されております。しかし、実際にお伺いしますともうその車もですね、かなり老朽化して、もう耐用年数をはるかに過ぎて、いつ壊れて止まってもおかしくないというような状況で、それが壊れればもうこの仕事もやめようかなと、移動販売の部分についてはやめようかなということをお考えになってるようなこともお伺いしました。  したがって、商工会でこういった方法がないだろうかと、方法はもっと様々あると思いますので、これからいろいろと考えて、私も考えていきたいというふうに思っております。いずれにせよ実態調査を早急に実施をして、具体的にそういうニーズがですね、どれぐらいあるかというものを探していくべきではないかというふうに思います。  以上、大きく分けて2点に、村長にお伺いいたします。 ○議長(梅本章一君)  久保憲司議員の発言の制限時間は、13時44分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  久保議員の開発行為についての指導についての御質問にお答えいたします。  開発の指導基準については、あらかじめ開発事業者より開発計画等検討願の提出を依頼し、開発予定地や事業規模によって、砂防法、森林法、農地法等の上位法令や当村の南山城村土砂等による土地の埋立て、盛土及び堆積等の規制に関する条例や南山城村太陽光発電設備の設置の規制等に関する条例等に該当する開発については、許可の基準内の行為であるか等を確認し、指導を行っております。  開発の受付窓口については、総務課が行っており、砂防法については建設水道課、森林法や農地法については、産業観光課が所管しております。開発の案件が出た場合、関係課が集まり、情報共有や協議を行うとともに、必要に応じて担当部署から京都府へ情報提供を行っているところでございます。  なお、開発の受付窓口と指導の部署については、来年4月の機構改革により、建設環境課に専門部署をつくり、処理する予定でしております。  ゾーニングにつきましては、村のビジョン、村が施策として事業を行う区域などを定めたものであり、土地の利用については、上位法令で定められている農業振興地域や、砂防指定地域などは法的規制があるところでありますが、他の区域は策定したからといって法的規制がかかるものではございません。また、開発行為者に対する指導は行っているところですが、地権者に対する指導はございません。  現に行われている開発行為については、メガソーラーと田山地区で指導を行っております。メガソーラーについては、定期的に巡視点検を行っております。また、田山地区については砂防法や廃掃法に基づき当村と京都府で指導を行っております。  どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  2つ目の買物難民対策についての御質問にお答えいたします。  買物難民対策の方法については、議員の御提案のように移動販売車による方法も1つかと思います。また、村の総合戦略におきましては、買物難民対策としてのデマンド交通手段の検証を行い、高齢者独り住まい暮らしの支援を進めるとしており、きめ細かな、きめ細やかな公共交通の実現と合わせて、これまで取り組んでいるところでございます。  今年は、コロナウイルス感染症対応の1つとして持ち帰り、配達ができる村のお店情報を毎月広報の折り込みチラシで知らせており、道の駅ではお弁当のほか、食料品・日用品等の配達も行っております。これも1つの買物難民対策につながっているものであると思います。  従来から移動販売サービスや高齢者世帯への配達をされている商店もございます。議員御指摘のようにまずは実態把握が必要であると考え、既存サービスとの連携を踏まえた上で検証してまいりたいと思います。  どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  改めて開発行為に関してお伺いをいたします。  この私の質問の前段部分はどちらかと言えば規制の部分を質問をいたしました。現に、今村長の答弁の中にありましたようにメガソーラーしかり、田山地域におけるこれも太陽光発電の事業ですけれども、現実にメガソーラーについては、後ほどほかの議員の方も質問がありますので、そちらは置いときましても、ただ1つだけ毎回申し上げておりますが、私もメガソーラーの地域における地権者の1人として、水利の確保について京都府の許認可が行われないまま現在もどんどんと工事が行われている。京都府に何度も問合せをし、議場でも何度かこの話はしていると思いますけれども、一向に業者からの返事もなければ京都府からの返事もありません。  ですから、極端な話、誰かが止めてくれる、法律に合っているかどうかだけで世の中の物事は全部進んでいるというふうに考えるのは、非常に甘いのが現状ではないか。現実に、田山地域における太陽光の設置工事についても、砂防の申請が出ていても許可が下りなくてどんどんと勝手に工事を進める。これは齋藤議員と一緒に、コ谷議員も3名で現場に行って事情を聞いて、やっと一旦止まったというような状況です。  こういう中でですね、やはり世の中は法律どおりに動いていないと、そうするとこういうふうな法律の網をくぐるというか、網に引っかかってるんだけど、それでもそのまま擦り抜けていくというような実態については、どういうふうに対処をしていくのか。  それはそういう人はしようがないんですというたら、それまでですけれども、京都府ならそれでいいでしょう、しかし、南山城村は我々が自ら住んでいる地域ですので、それであればあるほど自らの安全・安心は我々自身が守っていかなければいけないというふうに思います。  したがって、先ほど村長が述べられたそれぞれの法律に基づいて、総務課なり、あるいは担当課が対応しているとおっしゃいましたけれども、それが現実にはどこまで、現実の問題として対応できているか、改めて答弁をお願いいたします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  こういった件につきましては、開発業者、事業者のモラルがまず問題になってこようかと思います。行政としては、出された書類を受け付ける、それで審議することはやっておりますが、実際に今おっしゃられたような法の網をくぐってやってると、それについては、細かなとこまで行政として、分かるわけではございません。やはりそこは地元の監視なんかも必要かなというふうに思っております。  また、今回の田山区については、砂防許可の許可が下りる前に着工していたと、委員さんが、土木委員さんが現地に行かれて状況を視察されたときに、相手さんは測量、伐採というふうな答え方をしたと、実際には重機を持ってきて、それ以上の仕事をしたんですけども、そういったことは悪いですが、ちょっと悪質と言わざるを得ないような業者がですね、もう入ってくること本当に迷惑千万なことだと思っております。  ですから、最初に話が出たときに、区、そこの地元区の同意、また地権者、周囲の地権者ですね、そういった方の同意を得て着工する、失礼、得て許認可をするということが義務づけられてはいるんですが、その同意が必ずしも、絶対に要るかということではないと、ここがちょっと矛盾したところでございます。  それは、なぜかといいますと、地権にそこまで制限ができないという片一方の財産権の活用とか、そういったところの民法上のところに入ってしまいます。ですから、そこの判断が非常にいつも、そこの部分で致し方のないような判断が出てると。  ですから、地元住民にとりましては、それが本当に村のためになる開発なのか、迷惑な開発なのか、それが一くくりで同じような扱いでされるというのはいかがなものかなというふうに感じております。ただ、なかなか現実には村が出ていってストップするというのは何らかの違法がない限りできないのも現状でございます。
    ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  現実にいろんな場面に私自身も当たってまいりましたので、村長おっしゃることは分かります。しかし、今回せっかく機構改革もやり、そういったばらばらになっているそういった窓口も一本化して対応できるようにしたいと。  少なくとも南山城村の窓口に相手さんが来られてから、村長の目にその事件が止まるまでの間、実質的にはどういうルートで、その都度、その都度の判断、あるいは連携、これは例えば今日朝から来られたら昼にはもう村長のとこへ届くようになっているのかどうか。村長の判断と、現場の判断とぴたっと合ってるのかどうか。  これ合ってたら村長の責任も明らかですけど、管理責任というか、指導責任は村長にありますので、いずれにしても村長の責任ですけれども、その辺がですね、現場では今、村長ちょっといみじくもおっしゃられた必ずしも、必ずしも隣接なり、地域の同意がなくても、隣接はいるでしょうけど、地域の同意がなくても構わないというような話をですね、例えば現場の窓口でそういう話を相手さんにされて、その後、村長のとこにその報告書が回ってきてということになったら、村長としても、今さらどうしようもないということになりますね。そういう対応にはまさかなってないでしょうね、それはどうですか、現実に。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今、御指摘のような事案が数件ございました。私も村長になってからですね、そういった案件が出て、ずっと最後まで判こが押されているのが来てですね、そこでちょっと慌てたこともございます。  中身を見ましたら、不十分な内容のものもありました、それはもちろん戻しております。ほかにも完全に戻したものもあります。ただ、もう最終で回ってきたときに、もうどうしてもできないということもございました。  ですから、そこを早く上げてほしいということで言っているんですけども、その印鑑が正直言いますと、もうずっと10も15も判こ押された状態で上がってきますと、相手さんももうそのような気持ちになっているでしょうし、もう開発進むというふうに、何もブレーキをかけてないから、このままいくというふうに思っているでしょうし、こちらも最終的にそこで判断するなりの、それを最初から所管できませんというのも、なかなか言いにくいとこあります。  そこは、窓口の一番最初の対応がやっぱり大事かなと思います。そこで、これが本当にええのかどうかと、その業者も調べる、村へ来るまでにいろんなところで、こういう事象がありますと、今出てるのも事実言います、はっきり、今うわさに出てるとこがございます。そういうのをね、やっぱり事前にキャッチして一番最初のとこでブレーキかけないとなかなか止めれないのが現状かなと。  加えて言いますと、和束町さんなんかは景観条例がきちっとできておりますので、あそこで太陽光の開発は1つもないです。かなり出てるんですけど、全部最初の段階でも全部却下してると。ですから、和束町のほうに行かない。その分、村のほうに来ると、そういう事象があるんです。ぶっちゃけ言いますと。そういう事象がありますので、やはりそこは難開発に至らないようにする、事前にそういうとこをキャッチして対応する。  それと、ゾーニングをしましても、それで困るわけでもない。ですから、取りあえず出された時点での判断が一番最初に、そこの対応というのが大事になってこようかと思っております。  ですから、そこの部分が早く全員みんなで、私も含めてですね、関与できるようにしたいなというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  村長がそういうのを認められると大変困るんですけども、そうなると、課長がお一人お一人にどうなんって聞いてもいいんですけど、例えばですね、そういう開発計画が来た、そしたら、直ちに関係課長がぱっと寄ってですね、欠席、そのときおられない方は別ですけれども、直ちに寄って村長なり、参事なりが入って、直ちにそれを協議するというような体制を取っておく必要がないんだろうか、相手さんに返事をする、してしまう前にですね、あるいは逆に言うと恐らくこの種のものはですね、何日間か、作業の時間というのは法的にも、そんな今日聞いてきたから、その場で即答せないかんということは別に法律では決められてないと思うんですね。ある一定期間、一日なり、三日なり、1週間なり、実際はもっともうちょっと長い時間があると思うんですね。その間に、相手方に対してコメントを出す前に協議できるという場所をおつくりになるという考え方はありませんか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  村に、村がそういう判断できる条例についてはですね、そういうことは十分取れるかと思うんですが、その上位法令に基づく案件についてですね、これは窓口やはり京都府になりますので、京都府で全ての作業が行われますね、最終にこの当該自治体のほうに意見書というのが回ってきます。これは最終ですね、意見書に応えてそれを出して、それで許可するということなんですが、その意見書が出るまでに先ほども言いましたように、区の同意も要りませんと、絶対条件ではありませんというのはこれは現実にあるんです。  例えば、そういう施設はここに来られたら困るということで地元区が反対します。業者来ても会いません。また来ます、会いません。これが3回も4回もおんなじように会わない、会わないと断っても、開発業者はいつ行くか、何時に申入れして説明会したいと言いましたが会ってくれませんという事象、事例をですね、4つも、5つも書いて出せば、じゃもういいですと、こういう判断なりますね。  ですから、そこからどんどんどんどんもう上に行って、最終段階できちっとした計画書であれば、法を全部クリアしましたら、最終的にここに来ます。もちろん中には、こういう施設、こういう開発は困りますということも書くことはできますし、実際田山の案件では私もちょっとそういう信頼できない業者やからということで十分な判断をしてくださいということで、意見書出したんですけども、でもそれはそこまでの抵抗しかできません。  ですから、一番最初に来られたときに、一番最初、繰り返しますが、条例の場合はそれはできますけども、そういった上位法令の場合は本当にできない。だから、一番最初に来られたときには、こういうの受け取られませんよと、きっちりやっぱり言う方法はないのかなと、そこしかないかなというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  村長、自分でそうおっしゃってるわけですから、その方法、具体的な方法はどのようにされるんですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  法的なことについては、なすすべはございません。ただし、受付のときに、先ほど言いましたように、時間がかかって、最終的に向こうに返るというまでに、素早くですね、その案件について判断できるというのが、今度の機構改革においてですね、そういった長けた人が集まって検討すぐできるということで、それが最終意思決定できるような状態にですね、持っていきたいというふうに思います。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  突っ込んで悪いですけど、例えば、標準処理日程をですね、非常に短い期間の標準処理日程を庁内で作られて、そういう申出があったら、他の案件もそらもちろん急ぐもんもたくさんあるでしょうけれども、報告書を作るのに、三日も四日もかかっているんじゃなくて、取りあえず口頭でもいいから、庁内で情報交換を、情報共有をし、村長まで早く上げてこれをみんなで、村を守るという認識の基の組織といいますか、そんな決まった組織でなくてもいい、機構改革の話の中身はまたその時点で議論してさせていただきますが、そういうものをつくって、やるという、標準処理日程なり、あるいはルールなり、何か決めるというのはどうですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今、ここで話題になってますのは、特異なちょっと例と思います。といいますのは、田山の開発がですね、以前、不法投棄した業者と同じ業者が開発に関わってましたので、そういう業者だからということで、ブレーキをかけてはきてますし、京都府にも再三申入れしました。  そういう業者だからということで、大分こちらも開発にはブレーキかけてきたんですけども、とうとう止められませんでしたが、不法投棄については後段の質問にありましたけども、不法投棄した分については、建設廃材とか、そういった産廃と思われるものについては全部全て撤去するというところまで話になりましたので、それはそれとしていいんですが、そういう業者やからということで、今回の物件については非常に注意して取り扱ってきたんですけども、それ以外につきまして、きちっとした法令遵守した計画でありましたら、それは幾らでも受け付けることは考えております。  ただし、悪質か、良質かというそこの部分がですね、早いこと判断できるようなことにはしたいと思ってます。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  ここはなかなか微妙な問題ですので、ぜひそういうふうな方向で考えていただきたいと思います。  この後段の部分のゾーニング計画に対する、いわゆる地権者に対する指導というのは何を言いたいかといいますと、これは担当課長さんではなくて、今度、企画部門の組織ができたらそこの責任者の方は当然一つ仕事になってくると思うんですが、村で、南山城村は当然のことながら都市計画区域ではありません。したがって、いうたら村を守っているのは砂防法であったり、森林法であったりとか、あるいは盛土条例であったりとか、あるいは一番大きな農地法であったりとか、そういった問題だけで考えられています。  しかし、村長の仕事としてですね、南山城村をこの地域ではこういう方向にしたい、この地域ではこういう方向にしたい、それが恐らくゾーニングの考え方だと思うんですね。これは都会でいうところの都市計画にも当たるものです。  ですから、都市計画法の中における南山城村の位置というのはないですけれども、それに匹敵する村の考え方はゾーニング、その中で、都市部であれば都市計画区域内であれば都市計画法に基づいて勝手にいうたら制御されます。しかし、村はそれがない地域ですから、ゾーニング計画という自分らで決めただけの得て勝手な都合の絵を描いただけの話、地権者にしたら迷惑千万と言われてもしようがない。  しかし、それは裏返して見れば、平沼村長がゾーニング計画を世間にぼんと表に出してですね、南山城村は牧歌的な農業だけを守っている村ではありませんよと。ゾーニングの中によっては、こういうふうに都市計画化する、都市計画じゃない、開発を進める地域もあります。そこに地権を持っておられる方は、あるいはほかにそのゾーニング計画の中でもですね、いろいろ色付けされてない部分もきっと出てくると思います。  そういう中で、村の中で企業誘致とは言いませんけど、開発誘致ができるような、あるいはそれを認めるような、そういうふうな考え方もできる、これは周りのいわゆる生活環境なり、水とか空気とか、いろんなもんがあります。いろんなもんありますけど、そういったものを総合的に勘案しながら、この地域ならぜひ来てくださいと、そこでやりたい人はここでやってくれませんかという地権、地権者に対してむしろ、いうたら全然固定資産税払っているだけで1円も利益を生んでない土地を持っておられても、ここならこういうことが村として取り組んでいきますので、どうですかというような広報の仕方をしていけば、そこで開発したい人は開発をしてくれる。  ただし、これは非常に危険を含んでいます。それに対応できるためには、京都府や既存の法律ではなくて、村長のいわゆる村づくりのビジョンの方向の中で、住民の信頼を得ながら、そういう開発をするためには、それを受ける窓口にはそれなりの能力のある職員がいなければなりません。そうでなかったら、むちゃくちゃになってしまいますから。  だから、そういう意味も含めてこれから平沼村長がいろんなところで、財源を確保し、機構改革もしということをおっしゃってるわけですから、あるいは観光事業にも力を入れる。いろんなところを考え合せていくと、これからの南山城村はただお茶を守り、農業を守るのは当然のことですけども、それだけでは食っていけないとするならば、せめてそういう財源を確保することもできる、あるいは村の発展も住民の幸せにつながるような村の発展をどうするかというのを表に先んじて出していく。そういうことによって、みんなが幸せを満喫できるような村になれるんではないかというふうに思うんですが、その辺に関する決意はありませんか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ゾーニングにつきましては、令和2年3月南山城村むらづくり推進課によって土地利用調整基本計画というのを策定しております。その中で、大きくエリアとしましては、観光地にするような観光ゾーンとか、それから農業の推進のゾーンとか、また今、議員のおっしゃられた工業開発ゾーン、それと文化エリア、それから教育エリアといったものを5つ、6つのゾーンとして、ほんとうにランダムにそれは地図に落としております。  その中で今お聞きになられる開発の分につきましては、この村で以前、ゴルフ場のほうに開発をして失敗したというようなところのまとまった土地が3か所ぐらいあります。そういったまとまったところの地主さんというのは、もう方々散らばっておりますので、もともと村の持ってた人は今はもう人手に渡っているというところは結構ございます。  それと、また村に寄附をすると申出もございまして、まとまった土地を今、お話しいただいております。そういったところをですね、開発エリアとして工業の工場誘致とか、できましたらね、そういうところにしたいなというふうに思っております。  それはなぜかといいますと、先ほど来も税収のことずっと言われておりますが、今、もしですね、200人から300人、府内の働ける工場がもし、なかなか難しいと思いますけど、こちらのほうに来てくれるようなことがあればですね、十分村はその税収でやっていけるというふうに思っております。  お茶も茶業とか、農業のほうの振興ももちろんしていくんですけども、なかなかそのままでは発展はそうは見込めるような状況ではない。ですから、農産家、茶農家の皆さんには今言ってますのは、6次化ということですね、付加価値を上げて、いいですかね、ちょっと話広がりましたので、ちょっとそれやめて。  そういったエリアにですね、できれば今後、この先ですね、そういった話ももっていければというふうに考えておりますので、そういったためのゾーニングというのはしております。 ○議長(梅本章一君)  「久保憲司議員」 ○8番(久保憲司君)  ファクトリーみたいなものをというイメージに開発はなりがちですけれども、例えば私実は昨日、京都の北のほうの方で林業をやっているんだけれども、森林の中で自然林の中で作物を作るような考え方、あるいは森林の中でキャンプでもなく、ただ人が来て遊べるようなそれがちょっとあんまり具体的には言いませんけども、それが今ちょっと新しいレジャーのブーム出してきていると、環境にも全く影響もならない、影響しないし、自然災害にも全くつながらない、南山城やからできるというようなことで、今、村に昨年から何度も来られてまして、昨日も話しました。  これは国の、例えば環境譲与税の、その税金をですね、都市部にも税金が落ちます、村にはちょっとしか落ちません、森林のある村には、そしたら、都市部と村部で、例えば大阪や東京の都心部の人の一つの自治体、自治体というか区がですね、南山城村と提携して、そこで例えば東京の何々区の提携しているそういう自然の林業の使い方ができるところを契約すると、そういうのがどんどんと何か商品化されてきているようです。  だから、物を売るんじゃなくて、事を売る観光というのが、しかも環境を乱さない、いろんな情報をつかんでいただいて、そういう方向も考えていっていただく。そういう中に、したがって、ゾーン計画もですね、ファクトリー的なものではなくても、いろんな形の中で考えられますんで、深くこれは今後むらづくり推進課長の大事なお仕事であろうと思いますけれど、よろしくお願いしたいなというふうに、そこはお願いして、この質問、次にいきたいと思います。  道の駅の、私一例、幾つか申し上げましたけれども、それぞれいずれにしてもどれぐらいのニーズがあるかということをきっちりつかまないけませんし、失礼ながら、私、一般質問しながらこれだけのニーズありますよって、本来は言うべきなんですけど、なかなかそこまでできておりません。  ただ、声を聞いてる中では幾つかあるなと、県外、県外っていうか、隣、奈良県とかね、三重から移動販売って入っておられる業者さんがあります。そういう方の圏域も含めて、圏域というか、そういうお客さんの数も含めて、村の中の商工業の発展のためにもですね、つながることでもありますし、ただ、移動販売って結局コストがかかります。  ですから、道の駅でも幾らか上乗せして運んでいっていただいてるという少しあると思うんですけれど、これを村では、その上乗せ部分については、村が見るとかですね、いろいろ補助策もあるというふうに思いますので、まずは、その入り口でありますアンケート調査なり、あるいは聞き込みの調査、実態調査を早急に実施をしていただいて、これいずれ我々も今は元気ですけれど、我々自身が行く道ですから、そういう意味で安心して高齢化を、高齢を迎える、られるような村にするためには、こういう部分もですね、2,600人、村民の数からいうたら、一握りかもしれませんけれど、しかし、非常に大事な部分だと思いますので、ぜひこれについてもですね、早期に取り組んでいただきたいいうふうに思いますので、お願いをしてですね、そのコメントをいただいて、私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  こういった御質問いただきましたら、何か私が小さい頃によく大阪から物売りとかいうことでね、週に1回とか、何組かが来て、それでこういったものを今度欲しいとか言ってね、そしたらまた次の週、それで買ってきてくれると、そんな時代をちょっと今放出させるようなお話にちょっと伺ったんですけども。そういった時代から、村にも店が増えて、そして移動も自由にできるようになって郊外に大型小売店舗ができるなりして、だんだんだんだん外のほうに買物を行くようになって、村の中の商店街は本当に都会のシャッター街のようになってしまってですね、今現在、田山地区でも1店舗、2店舗、1.半ぐらいのものだと思いますけども、こっちの本郷でもね、2店舗ぐらいで、本当に昔のこと思ったら減ってきました。  その分、非常に住民にとってはね、買物、今後の高齢化に迎える中で、また、車の免許を返納する中でですね、そういった買物へ行けないという方が増えてこようかというふうなこと、そういうふうになろうかなということは容易に予想つくとこなんですけども、それを今からですね、そういったことに取り組んでいくという御指摘でございますので、これまた商工会とまた産業課とですね、その辺のところはまた相談しながらですね、住民のそういった御不便に応えるようなことをまた答え出していきたいというふうに考えます。 ○議長(梅本章一君)  久保憲司議員の一般質問は終わりました。  続いて、1番議員頭鬼久雄議員の一般質問を許します。  「頭鬼久雄議員」 ○1番(頭鬼久雄君)  1番議員の頭鬼久雄です。議長の許可をいただきましたので、通告書に基づき質問をさせていただきます。村長にお尋ねします。  まずは、支援交付金について。  コロナ禍によって大幅に収入が減少した茶農家に対して行われる高収益作物次期作支援交付金の事業が大幅に遅れている、どういう理由ですか。  年末に迎えるに当たり、農家はいろいろの支払いに心配しています。役場の職員は親身になって対応してくれているが、当初10月中には交付される予定でした交付金がいまだ時期が分からない、せめて当村の交付金は速やかに交付するべきだと考える。  また、京都府の交付金に対しても急ぐように要望すべきだ。茶農家は来年に向けて頑張っている。支援すべきであると考えます。  この質問は、通告書が出した時点においては、このような状態でございましたけれども、先ほどの村長の行政報告にもありましたように、内容は若干変わっております。  次に、野良猫ついて、質問いたします。  犬につきましては、つないで飼うとか、狂犬病の毎年の予防接種などで管理され、野良犬がいなくなったと言っても過言ではありません。  しかし、猫については何の規制もなく、野良猫が増える状況にあります。野良猫の害を減らすには野良猫を減らす。当たり前のことですが、これが一番であり、そのために必要なのが、猫の避妊・去勢手術であると考えます。  しかしながら、その費用は安くても2万円ぐらいかかると聞きます。ちょっと考えさせられる金額です。その費用のせめて一部でも補助して補助をする、そのように考えることが私は必要だと思いますが、どうお考えでしょうか。お答えください。  あとの質問は自席で行います。ありがとうございました。 ○議長(梅本章一君)  頭鬼久雄議員の発言の制限時間は、14時25分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)
     頭鬼議員の1つ目の支援給付金についての御質問にお答えいたします。  高収益作物次期作支援交付金でございますが、コ谷議員及び奥森議員の答弁でも申し上げましたとおり、熊本大水害や運用見直し及び追加措置により、国の公募期限が大幅に遅れることとなりました。  今年6月時点での情報では、7月中に交付申請ができる予定でございましたが、国の再三による、公募期限の延期により、交付申請は12月、交付決定は1月中になる見込みでございます。  その後、申請者の皆様に実績報告書を提出いただき、交付額の確定及び交付となるため、交付は3月頃になるとの見込みでございます。  京都府の府内産農産物継続支援事業でございますが、1次公募に申請された方は11月30日に交付されたと伺っております。また、現在2次公募の最中でございますが、こちらへ申請された方も1次公募同様の申請から約2か月後に交付されると伺っております。京都府の進捗状況等情報共有に努めてまいります。  当村の南山城村高品質茶業継続支援交付金でございますが、現在申請の受付を開始しており、交付事務を迅速に進めるよう努め、12月下旬から順次交付を行ってまいります。  茶農家の皆様からは、コロナ禍における現状のお話をたくさん伺っており、大変厳しい状況であることを痛感しております。そんな厳しいコロナ禍におきましても、高品質茶製造に前向きに御尽力いただくことは、村茶業の継続及び発展、ひいては、村の活性化に必要不可欠なものであり、村も可能な限り支援を行ってまいる所存でございます。  次に、野良猫についての御質問にお答えいたします。  野良猫、つまり特定の飼い主のいない猫のことでございますが、犬や猫につきましては、動物の愛護及び管理に関する法律で、愛護動物に指定されております。その中におきまして、犬は狂犬病予防法に基づき対応をしております。猫につきましては、狂犬病予防法に原則適応されないため、動物の愛護及び管理に関する法律に基づき対応することになります。  頭鬼議員のおっしゃられるように、野良猫が増加した影響で被害が増えておりますが、行政といたしましては、野良猫に餌を与えない、忌避剤を散布し、野良猫を寄せつけないを徹底することの啓発を行っているところでございます。  他の市町村では、そのような中で、野良猫に避妊、去勢を施し、餌場やトイレの設置をして地域の猫として飼養する地域猫活動を行う地域団体もあります。  また、野良猫の避妊・去勢手術について補助金要綱を作成し、市町村単独事業として行っている市町村も存在しております。  そういった現状を踏まえ、村といたしましては、今後特定の飼い主のいない猫について、避妊、去勢手術等行い、地域猫活動をする団体に対しての助成制度等を検討してまいります。  どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「頭鬼久雄議員」 ○1番(頭鬼久雄君)  質問します。コロナ禍におけるこの助成金、交付金ですけれども、南山城村高品質茶業継続交付金につきましては、これは単純に面積掛ける交付金という形ですんで、すぐできたと思うんです。国のほうの見直しになったのは、聞くところによると学校給食で、野菜が全然売れなくなると、使われなくなるから、野菜農家も困るやろうということで、その野菜農家の分も含めた結果、現実には逆に気温が高かったために値段も高くなり、収入は全然減ってなかったというこういうふうな結果を踏まえて、コロナ禍によって、前作よりも減収のあった、しかも大幅に減収のあったところをもう一回見直そうやないかということでやり直した結果であって、茶農家に対しては、単純に面積掛ける村でしてもらうのは2,000円ということになったんで、もっとこれ早くできたと思うんですね。村長のゴーサイン一つでできたと思うんやけれども、その辺はどういうふうになっとるんか、お願いします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  おっしゃるとおり、農協さんと、茶業の代表の北本さん、会長からですね、こういった要望にお見えになったのは、まだ9月頃かと思います。それから、随分たつんですが、第2次補正、交付金のほうの採択、村のほうもそれ全部入れて出したんですが、その交付の決定がですね、それからずっと決定が来てないんです。  それで、もう12月、年末になるしと、農家さんも支払いなど必要だろうということで、何とか年内にはしたいねということで、協議してたんですけども、もうそしたら、見切り発車で先ほども言いましたけども、見切り発車でしようかと、3,600万円なんですけども、しようかというところまではいったんですが、ちょうどそれを決めたとこぐらいに交付決定下りたということになったんです。  それで、予算がまだ確定してないのに出してですね、後でこれが認められなかったとなったときにもまた大変ですし、そこはちょっと慎重に対応したんですけども、立替えたらよかったんやないかということで、それも本当に少しは考えたとこでございましたけども、もう本当に年の迫ってくるというほんとにぎりぎりの段階で交付が下りましたので、今現在、もう数件の方から申請出ております多分6、7、8件ぐらいか、出ております。  確かに、1アール2,000円ですので、掛けたらすぐ出る話なんですけども、そういったことで、多分もう中頃には全部、交付できるんではないかなというふうに思っておりますので、なるべく早く、また申請のほうお願いしたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「頭鬼久雄議員」 ○1番(頭鬼久雄君)  悩ましいとこやったとは思うんですけれども、残念なことに府からの交付金のほうが早かったという、付け加えておきます。  本当にね、現実としてやはり皆さんこの農協から利息は安い、あるいはつかないというような現状ですけども、何百万も、1,000万近い金額なるとは言うてるものもおります。それは全て交付金で賄えるかというたら、それは無理かも分かりませんけれども、借入れたお金もある、交付金も出てくる、ちょっと使える金が増えたとこで、また無駄遣いをするというようなこれはもう生産者側の責任やけども、そういう心の緩みもあるんで、できたら早く出していただいて、早く支払いをして、来年に向けていきたかったということを付け加えさせてもらいます。  それから、猫につきましては、これがね、シーズンですんで、猫の泣き声あんまり感じのええもんじゃありません。そういうふうな愛護団体の支援ですか、そういうふうに何とか考えようやないかとか、また猫の島みたいな感じで、野良猫を引取って、これは場所は違うんですけど、例えば、道の駅のあのドッグランみたいな施設にかつてね、猫カフェみたいな感じでするとかいうふうなことを考えておられるようなところもあると思うんですけども、どっちにしてもね、愛護っていうてもね、野良猫というたらやっぱりね、自由であれが一番ええという人もいるけども、やはりね、周りに迷惑をかけますんで、一つ質問やないですけども、要望として、猫がうるさいという声が結構聞こえますんで、よろしくお願いします。  時間、まだまだありますけども、私の質問終わります。ありがとうございました。 ○議長(梅本章一君)  頭鬼久雄議員の一般質問は終わりました。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(梅本章一君)  ただいまから、暫時休憩。                (休憩13:54〜14:05) ○議長(梅本章一君)  休憩前に引き続き、会議を再開します。     ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(梅本章一君)  続いて、3番議員齋藤和憲議員の一般質問を許します。  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  3番議員の齋藤和憲です。議長の許可を得ましたので、一般質問通告書に基づきまして3点の質問を行いたいと思います。  まず最初に、村の観光事業のシステムについて。  9月議会の関連で質問いたします。今、国はデジタル化を言っていますが、その1つとして自治体丸ごとデジタル化のスーパーシティ構想があります。スーパーシティとは、IoTシステム、モノのインターネットの先端技術を利用して、個人情報を含む基礎インフラや生活インフラなどの情報一括管理、運営するシステムです。  改正国家戦略特区法に基づき、指定された区域では、データ基盤整備事業を担う、民間事業者は国や自治体のデータを要求することが可能になり、行政保有の個人情報が容易に民間業者に流れる可能性があります。そこで、現状のIoTシステムとこれからのシステムについて、質問します。  まず1つ目に、9月の答弁でIoTシステムより蓄積したデータ分析で客観的なデータに基づき、観光施策を見いだすことができると述べられていますが、具体的にはどのような観光施策か回答願います。  2つ目に、このシステムのランニングコストは発生するのか、発生するなら年間の費用を確認したい。  3つ目には、9月議会で提案された誘客多角化等の魅力的な滞在コンテンツ造成の実証事業と関連はあるのか、確認したい。  4つ目に、この今のIoTシステムは観光情報収集のシステムにとどめるべきだ。行政の姿勢を確認したい。  2つ目の村の開発について、質問します。  まず、5月25日届の太陽光発電開発が進行しています。7月1日の施行された条例では、観光政策から見て、このような開発は中止できるのか確認したい。  2つ目に、この開発近くで、土砂埋立てなど違法な不法投棄が行われ、府からも指導を受けているが、その後の状況を確認したい。  3つ目に、メガソーラー開発が当初住民説明会に出された図面と異なっているのではないか、現在、村には最終図面が提示されているなら、公開していただきたい。  4つ目に、開発で里山が大きく変貌する中、住民に大きな不安が生じている。当初の説明会共異なっており、作業を一旦止めて、説明会を実施するように業者に要望できないか確認したい。  5つ目には、まだシイタケ菌床工場の進捗状況を確認したい。  3つ目、住民のコロナ禍対応について。  村の積極的な対応で、村の陽性者は初期発生の3名だけだ。しかし、全国的には第2波を上回る勢いで第3波が発生している。そこで質問する。  1つ、第3波に向けての村対応を確認したい。  2つ目に、コロナ関係の6月、9月予算の議会ごとの全体進捗は何%か確認したい。  3つ目、村の茶農家や中小企業への予算執行や現状を確認したい。  以降は、自席で行います。 ○議長(梅本章一君)  齋藤和憲議員の発言の制限時間は、14時50分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  齋藤議員の1つ目の村の観光事業のシステムについての御質問にお答えいたします。  1つ目の質問でございます。はじめに具体的な観光施策につきましての御質問でございますが、村が目指す観光振興は多様な地域資源を指すモノ、コト、それを支える人を併せた本村が持つ独自財産を観光の取組によってつなぎ、様々な交流、効果を生み出すことで、本村の地域経済の活性化や持続化へつなげていく観光まちづくりでございます。  その中で、収集蓄積したIoTデータを活用し、ターゲット層を確立した商品開発、これは観光プログラムや食コンテンツでございますが、そういったものや情報発信を行い、より戦略的な観光施策を立案していきたいと考えております。  次に、ランニングコストについてでございますが、令和2年度の保守契約金額は458万7,000円となっておりますが、現在、交渉中により低く抑えられる見込みでございます。これはランニングコストとして毎年度発生する費用でございます。  次に、IoT事業と誘客多角化等の魅力的な滞在コンテンツ造成の実証事業の関連につきましての御質問でございますが、別々の事業であるため、直接的には関連はございませんが、観光振興計画を進めていく上では、関連したものでございます。  4番目、IoTシステムは観光情報収集のシステムにとどめるべきだ、行政姿勢を確認したいとの御質問でございますが、IoTシステムで収集しましたデータ、クラウドサービス環境に築盛保存しておりますが、データの所有権は村にあり、部外者が無断で参照利用することは禁じております。  したがいまして、現在契約をしております観光情報収集の目的以外で、利用することはございません。  次に、村の開発についての指導についての御質問にお答えいたします。  まず、御質問の太陽光発電設備計画は、南山城村太陽光発電設備の設置の規制等に関する条例の施行前までに着手した計画であるため、本条例を適用することはできません。  今後、村で計画される太陽光発電施設のうち、基準を超えるものについては、本条例の適用を受けることになりますが、その事業が許可の基準に適合するものについて、許可することとなります。  その場合、許可に付した条件に違反した等、条例で規定している要件に該当する場合は、事業の停止を命じることができます。  2番目、土砂埋めなど、違法な不法投棄が行われた計画については、10月26日に開発事業者と土木事務所、保健所、総務課、産業観光課と協議を行い、現場にある廃棄物については、適正に処理をし、土砂埋めについては、砂防許可の申請をするように指導をしました。  また、村に最終図面が提示されているかの御質問でございますが、村には林地開発行為や砂防指定地内行為の許可当時の図面が提出されているところでございます。  4番目、開発行為について、森林法や砂防法に対しても違法性がないと考えられますが、汚濁水の問題も指摘されており、一旦中止の要望も出ていることから、話合いをする場を設けるよう調整しているところでございます。  村の開発について、5番目、シイタケ菌床工場の進捗状況を確認したいとの御質問についてお答えいたします。  シイタケ菌床工場と言われておられますが、村との契約では菌床シイタケも含めて、菌床キノコ工場ということになっていますので、御理解いただきたいと存じます。  6月議会での答弁の内容と重複するかもしれませんが、昨年度、企業側へヒアリングした結果として、計画変更により当初の計画より遅れておりますが、2023年度の初出荷に向け進めていると御報告させていただいたところでございます。  そういった中、新型コロナウイルス感染症予防の関係で進んでおらず、また進捗会議も開催できない状況でしたが、今般、協議をいたしまして、2023年度の初出荷に向けまして、企業としても全力で進めていくことを再確認したところでございます。  企業と、賃貸借契約している土地につきましては、令和元年度賃借料は既に納付していただいております。また、この9月には水道加入金も納入されております。  さらに、時期を見て企業のほうで用地の草刈りなどの維持も行っていただいております。  企業側も遅れていることについては、大変申し訳なく思っており、再度詳細な計画を持参して村と協議を進めていくこととなってございます。  次に、住民のコロナ禍対応についての御質問にお答えいたします。  第3波に対しての村対応を確認したいとの御質問についてですが、11月に入ってから拡大している新型コロナウイルス感染症、いわゆる第3波への対応につきましては、11月19日に行われました京都府対策本部会議で一定の対策が示され、府民の皆様への感染予防対策の要請がされており、村といたしましても、それに準じて対応していくこととし、引き続き住民の皆様に対し、注意喚起を行ってまいります。  基本的には、従来の感染予防対策を継続しますが、特に年末年始を迎えるに当たり、大人数での大声の会話、歌唱を伴う宴会や、不要不急の外出を控える等の対策が必要であると考えております。  次に、新型コロナウイルス感染症に関連して、感染拡大防止対策費用として承認いただいた予算に対しての進捗状況でございますが、11月16日現在の主な事業の予算執行率を申し上げますと、6月計上分が予算額3,849万6,000円に対し、実績額2,249万4,000円で、執行率58.4%。9月計上分が予算額としまして9,239万4,000円に対し、実績額244万8,000円で、執行率は2.6%でございます。  これらは、これらの数字はあくまで予算を執行し、完了した事業の数字でございます。現在進行中に事業も多々ございますが、感染症対策の観点からも早急に実施できるよう努めてまいります。  3番目、住民のコロナ禍対応について、第3波に対しての対応策を、村対応を確認したい。村の茶農家や中小企業への予算執行や現状を確認したいの御質問ですが、村の茶農家や中小企業への予算執行や現状についての御質問にお答えいたします。  まずは、茶農家支援につきましては、先の議員にも答弁いたしましたとおり、南山城村高品質茶業継続支援交付金の申請受付を開始しており、12月下旬から順次交付してまいります。また、南山城村自然災害等防止対策農業経営支援補助金につきましては、1月8日から申請の受付を開始する予定でございます。  中小企業支援の新しい生活様式対応中小事業者等支援補助金につきましては、12月14日から申請の受付を開始いたします。申請のあったものから順次交付に向けて迅速に事務を進めてまいります。予算執行といたしましては、補助金の交付はこれからでありますので、現時点での予算執行額はございません。
     どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  では、まず最初に観光施設についての質問をいたします。  答弁でIoTのですね、情報を使っていろいろ観光施設のですね、方向つけていきたいという回答ありましたけどね、今、道の駅とか、例えば大河原駅とかですね、デジタル、要するに液晶の画面があるんですが、これのね、いつ見ても大体同じような情報なんですけど、これらの発信地はどこかちょっと簡単に教えてもらえません。 ○議長(梅本章一君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  発信地と申しますのは、あれですけど、村から発信しているものでございます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  その発信方法ちょっと教えてください。例えば、自動的にインターネットとかですね、でつながっているのか、それともUSBとかですね、情報をお渡しになってるのか、それちょっと教えてください。 ○議長(梅本章一君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  デジタルサイネージにつきましては、ネット回線は使っておりません。USB、役場等で作成したものをUSBでサイネージのほうに持っていってインストールしている状態でございます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  今、先ほど村長の答弁でもこれのIoTを使ってですね、いろんな形を使っていきたいと言いながらも、そういう今の時代でですね、そのネットも自動で即、各、今8か所ぐらいあるんですかね、そういう液晶画面が、それに対してそういうUSBで出すような、僕に言わせても時代遅れのことをやるのか、それともこれもずっとこの方向でやるのか、ちょっと教えてもらえません。 ○議長(梅本章一君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  デジタルサイネージにつきましては、毎回、見直す、頻繁に入れ替えるようなものではございませんので、特にサイネージについてネット環境でなければならないということはないと思っております。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  やっぱり、先ほど一番、観光施設の、観光事業の一番基礎になる内容だと思うんですよね、そこには先ほど村長もこれをベースに村の情報を確認したいと言われてますんでね、そういうただ単に、何回も変えないという情報じゃなくて、やはりそういうためにやはり1か所からですね、全てに情報が流れる対応をやっぱりすべきじゃないかなと思ってます。また、金かかることなんでね、あんまり強くは言いたくないんですが、そこ辺も検討もしていきたい、していただいたらどうかなと思います。  次に、先ほど誘客多角化の実証事業、この民間業者どこかちょっと教えてもらえません。 ○議長(梅本章一君)  「産業観光課長」 ○産業観光課長(末廣昇哉君)  JTBでございます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  先ほど、村長はあんまりこの、今のIoTとはちょっと違うという説明をされながらもですね、行っている業者はIoTもJTBは中止になっているし、これもJTBにつながってやってると、そういう意味では、情報が一元化、一業者に固まっているじゃないかなと思うんですが、そこ辺、村長どうですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  IoTにつきましては、野村総研なんかと一緒に取り組んでまいりまして、あとの運用につきましては、観光客が入ってきますので、それで、そういった誘致はJTBさんが司ってるところです。そして、今また政府からのGoTo関係なんかも全てJTBさんが中心に請負されてますので、その関連でJTBさんとのつながりになっております。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  じゃその一業者に対してのセキュリティーは大丈夫なんかちょっと確認したいんですが、セキュリティー、情報の漏れがないかどうかね。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  先ほど申しましたとおり、それを取るようなこともございませんし、クラウドのほうに保存するということにしておりますが、それは絶対ないとはなかなか今のこの時世いろんなことをやっておりますので、全くないとは言いにくいところはございますが、一応セキュリティーは完備しているということで聞いております。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ちょっと今、最初がこの観光地の状況で、スーパーシティの特区の話です。もし、特区のことが、話が、もし今はIoTは観光自然だけに抑えているということで、村長言われましたけど、もし、こういう特区の話が来たら村長はそれどうされます、断られますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  将来にわたってはそういう考え方はあっていいかなというふうに思っております。隣の笠置町もそういったコンパクト市とかそういったことにも取り組んでいるようなことも聞きますし、こういった点在しておりますので、そういうふうなこういう村がですね、そういったスーパーシティ構想というのもあればね、もう少し生活のほうも便利になってくるのかなというふうに思います。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  村長、今、トヨタとかがですね、スーパーシティ構想であたかも便利になるというように言うてますけど、一番問題が先ほども言いましたように、一番問題なのは、IoTのベースにしてですね、基本インフラ、行政の個人情報とか、いろんな情報も、それとか、生活のインフラ、例えばそういう電気代とかも含めてな、そういう内容を1つの情報にしてですね、管理するのがスーパーシティの情報なん、それが特区なんですね。  それを、僕、今さっき何度も質問したJTBが中心になってやってると、それにもし特区になります、そこにいろんなその情報を渡すことができると、そこが問題なんですよね、先ほど、セキュリティーは大丈夫と言いながらもそういうのも自由に、そういう民間企業がね、そういう僕らの個人情報も含めて見えるに対してもどう思いますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それは今特に騒がれておりますガーファをはじめですね、そういった企業が既にもうそういった情報を全てつかんでいるというそういった世の中ですよね。そこのほうがもっと大きなシステムで、そういった個人情報をつかんでおりますし、それを悪用するかどうかという、それはもう企業のコンプライアンスにかかってくるわけなんですけども、この村についてですね、そういった情報が流出するか、どうかというふうなとこまではですね、それほど高度な情報が出る、出るだろうというふうなとこまではちょっと想定はしておりません。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  最後に、ぜひともそういう情報があるということは確かなんでね、情報が漏れるというの。今、行政がマイナンバー持ってるだけでも情報がですね、漏れてるのは事実なんで、それ以上にこのシステムはですね、僕は機械化に対して、否定する男じゃないんですが、やはり個人情報を守るためにもですね、ぜひともそこ辺は一考ですね、村長考えていただきたいと思いますんで、次の質問します。  先ほどの久保議員に対してもですね、からも出ましたが、割尾坂の太陽光発電に対してですね、今もうしゃあないんです。ただ、これからあのような計画が申請されたら、中止できるのかちょっと確認したいんですが。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  正規な手法で遵法的な、遵法にのっとりですね、提出された案件については、それは拒むことはできません。ただ、あの一件のように違法行為がある場合はそれは止める、すぐ止めるようにいたします。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  割尾坂みたいなです、やっぱり田山の入り口のああいうの見ただけで太陽光発電ありますよね、ああいうのに対してやっぱり観光の施策としては、相入れないものと思うんですけどね、やっぱり、あれやっぱり、やめる方向でするなら、今の新しく7月1日につくれた条例にどのようなことがね、必要なんか、もし村長、止めるとしたら、どのようなことをしたらいいのかちょっと村長、教えてもらえません。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  この当該地はですね、ちょうど茶畑の荒廃した南向き斜面でございます。そういったところは太陽光にとっては一番好条件な立地になりますね。今でこそ、太陽光のほうの売電価格は落ちておりますが、まだ、少し前の権利を持った、25円とかの権利を持った業者がおりますので、そういったところは結構、そういった立地を狙ってくるわけです。それを制限しようといたしましても、そこは財産権の問題なったり、その土地の売買については制限することできませんので、そういう荒廃地をつくらないところから、そういった施策も本当に大事になってくる、その辺からも考えていかないけない問題かなというふうにおもっているんです。  ただ、斜面ですので、お茶を刈ったりするのはもうほとんど人力能力を要しますし、今は乗用摘採機ということで、平たん地のほのう茶畑に改造されております。ですが、どうしてもそこのところは放棄地となっております。その放棄地を網かけてここは観光地、これは中継地ということでするということで、努力はしておりますけども、それにつきましても、もう限度があるのが現状でございます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  先ほど、久保議員も言われましたように、やっぱりね、村の姿勢で大幅に変わると思うんですね、ずっと今までの村長の答弁聞きますと、やっぱりやめていきたいというのはよう分かるんですけど、ただ単に、ただ村の方針だけでは難しいと思うんです。ただ、それ条例とかですね、今のできた条例がもっとこのようにしたら、やっぱりもっと止めやすいということはできないんかちょっとそこだけ、もう一回。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  これはもう村の姿勢で変わってくると、おっしゃるとおりそうです。ですから、この村にはもう太陽光はできませんよという姿勢はですね、見せたいというふうに思います。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  ちょっとかみ合ってませんが、先ほど、割尾坂の太陽光の下のほうで、不法なやられてますけど、それに対して10月26日に直すということで、もしその時期にですね、できれば議員とかに立ち合いをするようなことしたいんですが、それに対して村としては、業者にですね、例えば土木経済委員会とか、そういうの立ち合いもしてもらえるように、行政に対して言えるかどうかちょっと確認したいんですが。 ○議長(梅本章一君)
     「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  すみません、どの太陽光の件ですか。 ○3番(齋藤和憲君)  下の下の産廃の撤去のときにする、業者がするときに僕ら、土木経済委員会とか、ほかの議員も含めて立ち合いができるように村からですね、業者のほうに言っていただきたいんですけど。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  ここのところは本当に違法行為を行っておりますので、それについては確認したいということで、申入れはいたします。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  メガソーラーなんですがですね、私もこの村に来て40年たちます。今ですね、メガソーラーこれ今のメガソーラーの現状ですねんね、これちょっと橋本さんからお借りした、これがこのやる前のほんま自然豊かな、森とかですね、ある状況が今これ三国林道から撮った写真なんですが、このような状況にですね、なっております。もうほんまにあそこ通られたすぐ分かると思うんですけど、ほんまに無残な変貌された状況になってます。  先ほど言いましたけれども、僕ら40年しかたってないよそもんでもですね、あの状況を見たら、心が痛みます。それぐらい村人はずっと生まれてこの方、まだ28年の災害をですね、経験した人もっともっと心が痛んでるんじゃないかなと思っております。  ただ、村人に聞きますと、当初の説明会からここまで壊すのかと思ってないということを聞きます。それ以外にもですね、いろんな作業をするときの説明会と異なっているということを聞いてます。そこでちょっと質問したいんですが、今、毎朝ですね、トラックが四、五台、押原からずっと入っていくんですけど、そのトラックは何してるか分かりません。僕ら幾ら見ても物を積んでる状況でもないような気がするんですけども、そのトラックがどのような形で使われているのか、もしつかんでいたらちょっと教えていただきたいんですが。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  詳しくは存じませんが、搬入するものといたしましては、建設資材の砕石とか、リサイクルのコンクリートとかですね、そういったものがまず入ってきますし、これは土木工事になりますね。そのあとはソーラーパネルとか、架台とか、そういったものを搬入してくる。ダンプでしたら、恐らく砕石関係でしょうし、トラックでしたら平ボディのトラックでしたら、まだそこまでいってないと思いますけども、今後、パネルとか、架台の搬入かと思います。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  今、今はまだパネルとか入れませんよね、まだきれいになってないんでね。ある程度きれいに下地を作った時点ではソーラーパネルとか、架台とかを入れるのはよう分かるんですけど、今の時点で、トラックが毎回毎日入っていくのに対して、低く抑えた産廃が入っているということはないですよね。心配しなくてもいいですね。分かりました。  ほんでね、それ以外に例えば説明会では、工事をですね、8時からやると、5時までということを言われてるんですけど、今、ニュータウンでも7時半頃からですね、ブルの音が聞こえているんですよ、ブルドーザーの動く音とかね、その辺で例えば前に持ってくる場合は一度業者のほうから、村へ整地の話をするとかいう話があるんですけど、そこ辺の話の許可の話はしているのか、ちょっと確認したいんですが。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  もう一度、御質問お願いできますか。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  住民説明会の中で、工事は朝8時から5時までというので、業者は僕らに説明しているんですね。しかし、実際は7時半頃から、ブルドーザーの音聞こえているんですよ。ということは、7時半頃から動いているんですよね、仕事が。もし、7時半、8時前に動かしたとき、そういう動かすよと、という話が来てるんかどうかを確認したいんですが。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  今、隣にいる参事とか、ちょっと建設課長のほうにも目配せで聞きましたら、そういう話は聞いてないということです。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  もし、そういう形で8時前にやってたとしたら、対応はどうされます。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  地元の協定が結ばれていると思うんですが、そこにそうやってうたわれておりまして、その協定に対して違反しているようなことがございましたら、月1回巡視等で協議もしてますし、この前も、この役場のほうにファーストソーラーさんが見えてたようですので、そういった場で申入れはきちっとさせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  すみません、ちょっとどのような申入れ、もう一回、というのは、ほんまにね、今までずっと僕らに言わせると約束を破って、例えば奥田の道は通らないのに通るしね、この東工区は西工区できてから、東工区に移るというふうなね、本当の約束を住民説明会している割には、どんどん破ってきているんですよね。今回もそのような状況になってきてると、それに対してもし事実なら、どうされる、もう一度、どうされるのかちょっと確認します。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  この件のほかにもですね、ニュータウンのほうの自治会から晴天でも泥水が流れていると、汚濁水が流れているということについての苦情が来ておりまして、一旦工事を停止、中段して、その辺のところをもう一回見直すような協議を持ちたいという要望いただいておりますので、今それを調整しているところでございます。  ですから、4社なり集まってですね、これまで寄せられたそういった協定に反する案件、全て正すようには申入れはいたします。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  次の質問にそれしようと思ってたんですけど、今までね、雨が降ったら濁水が流れるということで、いろいろ東工区に対してもいろいろ村長のところへ行って、何とかせいという話をですね、してきたんですが、今も砂子田川がですね、これももっと10月ぐらいに近所の人がそれに対して対応したと聞いているんですが、今、雨は関係なしで普通の日でもですね、まだ、うちの自治会長からも来てると思うんですが、出てきてると、そういうね、何度もそういう約束をしながらもしてると、これほどね、信用できない業者というのはないんじゃないかなと思うんですけどね、村長。  ほんまにそれ注意するとかして、監視活動するとかね、いろいろ言われてますけど、ほんまにただ単に業者から言われたところ監視するんじゃなくて、こういうところもね、踏まえた状態の監視活動強めながらですね、ぜひとも、できる本当にね、一回止めて、止めるぐらいの気持ちで言わないとね、幾ら村長が話してもどうどうとやってます。だから、止めるような勇気をですね、勇気、止めさせるような指導の勇気必要と思うんですけど、そこ辺どうですか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  当初計画の段階で、説明会が何回も行われましたね。私もその説明会に何回も参加させていただきました。向こうの説明を聞いてますと、本当にそんなことできるのということで質問もしましたね。排水についてはこれだけの濁度ということで20ppmぐらいというふうなことで、書類をいただきましたね、実際にそんなことできるのということで、私もそれは質問しましたが、できると答えましたんで、もうそれ以上言いませんでしたけども、本当にそれじゃ20ppmってどのぐらいの濁度か分かってるのかということでは聞きましたね。  だから、そんなことはもう多分無理やということはもう私はそのときは分かっておりましたし、あの計画を見ましても最終形は確かにいいんです。安全が確保されて、防災はできるんです。最終形はね。ところが、工事途中はそんなことできないわけです。ですから、そこについては大分そのとこで突っ込みましてね、でもそれをクリアするということで、京都府のほうが最終的に認可をしてですね、それでやっているんですけども、もともと想定されたようなことが現実に起こっているわけです。ですが、これは再三我々も京都府に向けても要請もしましたし、実際はこういうことですと。  ですから、近いうちに会うということ、今建設課のほうで調整してもらっておりますので、その場ではっきり申入れさせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  この件に対してですね、11月の27日に相楽の共産党議員団とですね、京都府に要望出しました。やはり、一生懸命やってるのよう分かる。ただ、ただ単に業者から言われた内容だけをですね、うのみにして問題ないという判断するんじゃなくて、もうちょっと周りをね、見てくれと、もともと村長が言われたようにあのときに、ほんまに外からはあんまり見えないようにするよと、心配するなよと言いながら、今も村長も田山からこちらの役場行くときにあそこの道、道の駅の横行ったらもうほんまに、先ほど見せたこのような状況がですね、これがこんな状況なんですよね、ほんまはこういう自然が残る山がですね、このような状態にされてると、それも約束も破った状態にされているんで、ぜひともですね、これ見た住民がほんまに怖がってます。ほんま自分たちに対してですね、もうちょっと心配事を取り除いてほしいと、幾らでも言われます。ぜひとも村長もですね、分かっていただいたと思うんですが、やはり、今度会うと言われてますんで、そこはきつく、やはり止めるという発言も含めてですね、指導していただきたいと思います。  次に、3番目にですね、コロナのですけど、村の発生基準をちょっと確認したいんですが、もし発生したときは、住民が発生したら村で発生したと見るのか、発生場所が例えば地域で発生したら見るのか、また保健所が判断したらその地域を見るのか、そこ辺ちょっと確認したいんですが。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  その件につきましては、保健課長のほうから詳しく述べていただきます。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  発生の把握は、感染症対策の法律に基づいてサーベイランスで管理をされてます。その関係で基本的には都道府県単位の管理となります。当然村の中で他府県の方が、例えば来られて、例えば親族の方がですね、来られてそのときに感染されて、感染もし村の中で陽性と、陽性者としてカウントされた場合は当然他府県であっても京都府のカウントとなって、報告が上がる形になります。  逆に、村の方が他市、他府県、例えば近隣の他府県のところで、お仕事場、職場の関係で感染をされたと、そういったときにはそちらのほうの管轄の保健所管轄のカウントの対象になりますので、京都府の報告にも上がってきません。  一応、都道府県間の連絡調整は入ってきますので、そこを受けて市町村にも連絡は入ってきますが、基本的にはカウントはいわゆる発生現場になる市町村の、府県の管理という形でカウントされる形になります。  以上です。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  これ、1回目のときはですね、いろいろ村が中心になっていろんな形、即に対応していただいてですね、これ以上、増えなかったんですね。それは行政のですね、評価しているんですが、今、言われたようによその発生の状況を見た場合にね、村で濃厚接触者とか、もしいる場合はどういう形で、確認されるのかちょっとどっちかでいいですが。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  まず、発生された、例えば例を挙げますと南山城村の在住の方が例えば奈良とか、三重県で例えば職場、もしくは学校とかそういったところで、いわゆる誰かに濃厚接触者されまして、カウントされるという場合は、基本的には、まず濃厚接触者という判断をされるのはそちらのいわゆる他府県のところの保健所がいわゆる診断をされて、そこで濃厚接触者と判断した場合、そこのその判断された場合には、そちらのほうの保健所が例えば南山城村まで来て、対象の方、もしくは事業所でしたら、事業所に呼び出して、そこで検査を受けるように指導される形になりますので、いわゆる濃厚接触者という意味では、いわゆる発生原因の基になったところの都道府県が処理をする形になります。  その中で、また、その御家族による当然濃厚接触者の方がまた感染して、陽性と判断された場合の御家族の当然濃厚接触の判断するのも同じくその基になる都道府県の保健所が判断をする形。情報は、京都府にも共有されますので、京都府の保健所にも連絡は入ることになります。  ただ、そこから先の、いわゆる濃厚接触者かどうかを判断されて、濃厚接触でないとなった場合は、そこから先については、関係するもともとの都道府県はそれ以上調査はしませんし、そう判断された場合は保健所も、例えば京都府の保健所に連絡が入ったとしても、その対象外になりますので検査も行いません。  以上です。 ○議長(梅本章一君)  「齋藤和憲議員」 ○3番(齋藤和憲君)  この村はいろんなところと、例えば木津川市でもたくさん出てますよね。伊賀市でもたくさん出てますよね。当初に隣接する市町村は、やはりたくさん出てます。それにも、そこにもたくさんの方が働きに行かれてますよね。こういう状況の中で、例えば村を守る場合ですね、村の村民を守る場合、どうされるのかね、ちょっと最後にちょっと聞きたいと思います。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  もうこれは、再三再四言っております、基本的な感染の予防に努めてもらうしかないです。これは本当に個々にかかってくることかと思いますので、十分その辺を注意しながら、行動を行っていただきたいのがお願いでございます。 ○議長(梅本章一君)
     齋藤和憲議員の一般質問は終わりました。  続いて、4番議員鈴木かほる議員の一般質問を許します。  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  4番議員鈴木かほるです。議長の許可を得ましたので、通告書により提案をします。  1つ目、提案は2つあります。  1つ目、地域密着型高齢者福祉施設・医療の充実のために。  高齢者本人の意思を尊重し、住み続けたいという願いに応える村政を求めて、これまでの質疑を通し確認されたこと。高齢化が進み高齢者が増え続けていること。自宅での生活を希望する方が多いこと。老々介護の増加など家族介護の基盤が弱まっていること。何らかの居宅介護を支える施設が必要なことなどです。  そこで、質問です。質問3つあります。  1、今年3月に出された村の総合戦略には、高齢者福祉施設について、今年度は調査と計画、3年度に事業者の選定、4年度は実施とあります。計画どおり整備できますか。  2つ目、村の福祉、介護を支えている社会福祉協議会からの要望が出ていると思いますが、実現できていますか。これは今年の要望、今年度の要望だけじゃなくて、今までも含めての話になります。  3、コロナ禍の中で、インフルエンザの流行期を迎え、村内保育園、医療、介護関係事業所などにどのような支援をしますか。また、感染者が出たときの村民に対する支援体制はできていますか。  次は、2つ目です。  村の自然などを活かした観光のために。  1、村長は、村の観光をどう振興したいと考えていますか。村へ行こうというホームページや、ふるさと再発見という冊子など、村の自然や文化の掘り起こしに尽力されている方々があります。こういう取組への補助を考えるべきではないですか。  2、もっと村を、もっと楽しみたいと村へ観光に来られる方を迎え入れ、村民自身の生活の便利のためにも実現を求めます。4つあります。  その1、誰もが使えるトイレの設置、南大河原、田山、高尾、野殿、童仙房。  2、観光客が訪れる場所の近くに駐車できるスペース。  3、野殿、童仙房への道路の拡幅、待避場の設置と案内看板。  4、国道163号線の押原からライスセンター間の歩道の設置。  以上です。続きは、自席に戻ってやります。 ○議長(梅本章一君)  鈴木かほる議員の発言の制限時間は、15時35分までです。  答弁を求めます。  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  鈴木議員の地域密着型高齢者福祉施設、医療の充実のためにとの御質問にお答えいたします。  先の9月定例議会にも同様の御質問をいただいており、お答えしているところではございますが、総合戦略では村が取り組むべき課題と計画目標を掲げておりますが、各論については現在、第8期介護保険事業計画を策定中であり、議員におかれましても計画策定について、御議論、御協力をいただいているところでございます。  策定委員会いおいて、御審議いただいた答申内容を真摯に受け止め、答申を実現するために必要な諸条件を確認、整理した上で進めていくこととなります。  介護サービスの必要性を判断する際、他の居宅介護サービスや広域サービスについて、地域で必要とされる様々なサービス提供の中から総合的な視点により、必要なものを判断し、採択することになります。当然、介護サービスは良質で安定したサービスを長期的に提供が求められます。  このことから、新たな居宅サービスを展開するためには、適正な運営ができるかどうか判断する必要があり、介護事業計画において需要量に対し、サービス供給量の適正化を図る必要があります。これを踏まえ、京都府から必要な指導を受けながら、計画、実施に向け、サービス提供事業者を公募等を行うことになります。  現在のところ、総合戦略等の計画を目標としながら、検討等を進めているところですが、具体的な検討については、条件等の整理、検討の段階にあり、必要に応じて計画の見直し等を行ってまいります。  社協さんからの要望についてでございますが、村の福祉、介護を支えている社会福祉協議会からの要望が出ているとの御質問についてですが、現時点では、社会福祉協議会から村に対して、特に具体的な要望についてはいただいておりません。  次に、コロナ禍の中でインフルエンザの流行期を迎え、村内保育園、医療、介護関係事業所等にどのような支援をするのかとの御質問ですが、保育所や児童クラブにおいては、感染予防の3つの基本を基本対策として、マスクの配布、着用、ソーシャルディスタンスを確保するためのシールド等の設置、消毒液等の配布などにより、手指消毒、室内消毒、室内換気対策の徹底を行っております。このような感染予防の基本対策を継続する以外、特に効果的な方法はないと考えております。  基本対策を徹底することにより、各事業が継続実施できるよう職員はもとより、保護者の方々にも周知、御協力をいただき運営実施しております。  また、居宅介護事業者となる社会福祉協議会等に対しても同様にマスク、手袋、消毒液等の必要な資材について、配布をさせていただいております。  事業所への支援は、国・府の福祉施策として、感染症緊急包括支援交付金等により措置されておりますので、それを御活用いただいております。  地域医療の感染予防施策として、今回インフルエンザ予防接種の勧奨を行ったことにより、村医の竹澤内科小児科医院において、予防接種の接種希望者が大幅に増え、診療窓口が混雑することが想定されました。  このことから、診察来院者と予防接種希望者の感染リスクを防ぐための措置として、本来の診療時間外に、別途予防接種の機会として、新たに開院時間を設定する等、御負担等をお願いしているところでございます。  そこで、感染症予防対策に御協力いただいた支援措置として、今回感染予防対策に活用いただくため、来院者の体温を自動で検温できる非接触型体温計及び診察待ちの待機者を呼び出すための呼出しベル購入費用の補助金を交付する予定で、補正予算に計上いたしております。  また、先の齋藤議員御質問でもお答えしましたとおり、感染者に対する医療等に係る体制整備は、京都府が行っております。  さらに、休日診療所における検査体制の整備や山城南部地域における京都検査センターの開設等について、保健所、相楽医師会、関係市町村が連携して取組を行っているところでございます。  村としましては、感染防止対策の相談窓口となる新型コロナ医療相談センター周知のチラシ配布をはじめ、人権啓発の取組、その他日常の予防対策について周知するため、広報活動等を実施してまいりました。  感染者が出た場合は、感染者をはじめとした御家族について、適切な支援が行われるよう感染者の状態や家族の状況に応じて、新型コロナウイルス対策本部において、関係機関と連携しながら、臨機応変に対応することとしております。  次に、2つ目の村の自然などを活かした観光のための御質問にお答えいたします。  私の考える村の観光振興は、自然の豊かさと歴史、文化、伝統芸能、茶業をはじめとする地場産業等の多様な地域資源を指す、モノ、コト、それらを支えるヒトを併せた本村が持つ独自財産を観光の取組によってつなぎ、様々な交流、効果を生み出すことで本村の地域経済の活性化や持続化へつなげていく観光まちづくりでございます。  村の観光に取り組んでいただいている方々への補助金につきましては、今年の7月1日より南山城村観光振興事業補助金として、新規に補助制度を創設いたしました。南山城村の自然や景観、歴史、文化、産業などの豊かな観光資源を積極的に活用した民間主体の観光コンテンツづくりを促進し、村外から観光客を誘致することで村内観光産業の振興を図るため、本村において、観光振興の効果が期待できる事業を実施する団体等に対して、予算の範囲内で補助金の交付を行っているところでございます。  この制度につきましては、7月広報の折り込みチラシや村のホームページにてお知らせし、現在2団体において申請があり、御活用いただいております。  次に、村をもっと楽しみたいと村へ観光に来られる方を迎え入れ、村民自身の生活の便利のためにも実現を求めます、との御質問の4点ですが、いずれも必要なものであると認識はしておりますが、全てを整備するには多額の財源が必要となります。  これらの整備に向けた財源の確保に努めるとともに、できることから優先順位をつけて予算の範囲内で進めてまいりたいと考えております。  なお、野殿童仙房への道路の拡幅、待避所の設置につきましては、現在、大河原東和束線道路改良事業として進めているところでございます。  また、国道163号線の押原、ライスセンター間の歩道設置につきましては、京都府において事業化をしていただきましたので、早ければ今年度には着手していただける予定と伺っております。  もう1つ、申し添えておきます。ホームページで村へ行こうという内容の村の案内、ホームページにアップされておりますが、この費用につきましては、農泊推進協議会ということで、農林局のほうから御支援いただいたものでつくってございます。130万円の費用でつくっていただきました。  以上でございます。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  ずっと言い続けてきたことですけれども、総合戦略の中に入っているということで、この計画のとおりに事業は進められようとしているということを確認させてもらったらそれでいいと思います。  そしたら次、社協のことですが、2番目の、社協からは要望出てませんといいますが、毎年要望は出てると思うんですよ、今年度、来年度予算についての要望は12月に出すから、まだ出てないと思います。けど、今までのずっと歴史があると思うんですけれども、聞くところによると、予算というのはそんなものかも分かりませんけれども、要望したのが大分削られてしてるという話で、その主なものが正職の人の人件費、それから事業に対する補助、それから特に今年はコロナがあって、収入が減っているということについての補助ですね、が主なものだと思うんですけども、人件費については社協というのは村のものでもないし、民間でもないしという、だから人件費や補助については、とても微妙なとこだと思うので、私も何か立ち入ってまでの話はなかなかできにくいんですが、どんなふうに考えておられるんか、取りあえず、人件費と補助についてちょっと聞かせてください。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  現在のところ要望として受け取っておりませんが、過去についての件でございますので、財政課長のほうからお答えさせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  「税財政課長」 ○税財政課長(井上浩樹君)  1年前になりますので、詳細なことは最終記憶には定かではないんですけども、要望額に対して査定といいますか、村長とのヒアリングを終えて、満額回答、満額予算を計上したことではないかとは思うんですけども、詳細、どういった内容で要望された、それがどういう積算根拠であり、最終的にどういう判断で現状の現計予算に収まったかということについては、今すぐには、すぐにお答えすることができません。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  この中身については、私が細かく口を挟むことでもないという気はするんですけれども、やっぱり同じように働いてくれてる人の中で、定期的に昇給するような賃金体系になっているわけでもなさそうだし、それから、3人いる正職の人、それから、あとは非、いわゆるアルバイトの人ですね。その人については人件費もちゃんと見てもらえてないような感じなので、その辺はどうかなと。  今後、12月にまた出ると思うんですけども、ここに去年度、令和元年度の事業報告なんかも、もらいましたよね、9月議会でね、そんなの見てましてもやっぱり村から人件費なんかも出てますけども、やっぱりアルバイトの人については、全然人件費が見てもらってないとかいうのもありますし、村からの補助、例えば車を買うときに国からの半額の補助が出ると、あとの半額を何とか補助をしてもらえたらひょっとしたらデイサービスで働いている人たちの賃金にそれを回すこともできるような話もちらっと聞くんで、その細かいことはもう今はいいです。そういう配慮をしてほしいということで、ちょっと訴えるだけで置いときます。  次、コロナなんですけども、社協はずっと頑張って、コロナ間もお年寄りを受け入れてくれました。でもやっぱり中にはあそこへ行かなくても、何とかなりそうだという人には利用を控えてもらったりしているんですよね。  それで、事業の収入が落ちたという話は聞いています。事業収入は落ちたけれども、いわゆる光熱水費というか、それは相変わらず同じようにいってるということなので、そういうところへの対応はしっかりしていただきたいなと思うんです。  今、村には本当に社協しかありませんからね、その社協がもう疲れてしまったんではどうしようもないなと思うので、それはよろしくお願いしたいと思います。  コロナの話です。コロナのことは前の9月議会でも言わせてもらいましたけども、何かあったときには臨機応変にやりますよという話でした。今さっき聞いていてちょっと不安になったのは、齋藤さんの質問にもありましたけども、いわゆる他府県、よそでコロナが確認された場合にはカウントされないと、そうなってくると、どうなるんかな、村がそれは保健所から保健所への連絡で、村も状況はつかむことはできるんですか、形としては。言いませんというのは分かりますけどね。そういうときに、対応はちゃんとしてもらえるんかなということをちょっと確認しときたいです。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  最近の事例でございますので、これも保健課長のほうからお答えさせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  情報については、全て共有させていただいている状況で、当然村もその当時、そのときにちゃんと対応をさせていただいて、非接触者でないと、濃厚接触者でないという判断の中で対応されているということで、うちのほうも併せて状態を確認をしております。  あと、当然入院された方もおられますので、入院先の情報と、あとその方のいわゆる病歴なんかも含めてですね、御対応いただくように保健所のほうにも改めてお願いをしているところでございます。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  本当に、一歩も家から出られない状況になったときには、周りからの支援ってとても大事だと思うし、特に差別を生まないというのは大事です。かつて村で3人出たときにはね、本当にえってびっくりするようなうわさが飛び交いましたし、だから、そういうことはもう面に気をつけなきゃいけないなと思っております。  それで、医療機関の話なんですけど、あそこの窓口に行きますと、玄関先で1人看護師さんが付きっきりで熱を測る、そして、消毒する、書き込む、名前と温度を、体温書き込むというのを付きっきりなんです。  ということは、1人、人手が取られてるといわけなんです。見ていましたら、この頃、前に立ったったら熱が測れる、触らないでも。それから、役場の下にもありますけども、手を指し出したら消毒液が出てくる、そういうタイプのものがありますね。  やっぱり医療機関には最低それは必要なんじゃないかなと、診察券もそこに入れられたらもっといいのにねと、おっしゃってましたけども、それは別として、最低熱を測る、消毒する、記入するについてのね、そういうシステムがちゃんとできるように、本当に毎日、行くたんびに人手取られておりまして、そうじゃなくても、何か救急車が来たりとかね、忙しそうにしている日もあったんで、ぜひ医療機関への援助はお願いしたいと思うんです、 予算書見ていましたら、予算書の中に何か24万4,000円、これ何やろなと思ってましたら、これですね、非接触の体温計とそれから呼出しベルというのは、これのことなんですね。それは、できるということなんですね、それ24万4,000円でできますか。  ついでに聞きますけども、新しいテントが来ましたけど、白いテント、あれもやっぱり村からの補助なんですか。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  すみません。あのテントについては、先ほどほかに医療機関に対してのいわゆる補助金というのがこの感染、コロナ感染の関係で府を通して支給される分もございまして、それを活用して申請をされた分で御購入されてる分だと思っております。  併せて、申し添えますけれども、いわゆる介護関係の施設の事業所なんかにも同じような、いわゆる利用者の減とか、感染対策についての補助も出ておりますので、そういったものは社協も活用されておりますので、そういった中、それとかぶらないような形で、うちのほうも対応を考えていきたいなと思っております。  以上です。
    ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  その財源は、どこからですか、府からですか。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  基本的には、国のコロナ支援の対策、今、産業関係でもありましたような、それが基本的に出てると、それが交付金として交付されるメニューの中の1つとなっております。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  先ほどの話にちょっと戻るんですけど、社協に対する減収というか、収入減になっていることへの村からの支援とかは考えておられますか。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  現時点では、考えておりません。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  本当に、足元で高齢者の命を守ってきている社協に対して、やっぱり考えてほしいなと、12月の予算請求というか、それあると思うんですけども、そこに出てくるかどうか分かりませんけども、ぜひ検討をいただきたいと思います。  そしたら、次、観光のほうにいきます。  さっきの検討、検討はしていただけるんですね。予算が出て、要望が出てくれば、さっきの話。 ○議長(梅本章一君)  「保健福祉課保健課長」 ○保健福祉課保健課長(中嶋孝浩君)  基本的には、介護事業の関係の部分については、介護事業の中での部分になりますし、社協としてのいわゆる介護事業外の分については、福祉事業となります。その辺については、財政サイドとのヒアリングの中で、当然内容申請されて、当然必要な経費を見ていく形になろうかと思いますので、それについては、私のほうで直接金額をどうこうするという話ではございませんので、財政課との先ほど井上課長が申し上げましたように当初ヒアリングで行うことになろうかと思います。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  介護報酬が減っている中でのことなので、ぜひ前向きに考えてほしいと思います。  じゃ次、観光のほうに行きます。  トイレの問題は、観光客だけの話ではなくて、これは高尾とか、そういう地域の方からもトイレ欲しいんやという話は聞いたことあるんです。私らでも高尾に行ったときに、途中で行きたいなと思ったときに、行くとこないんですね、学校あるけれども、鍵はかかっているしということで、それから南大河原もそうですし、本郷とか、今山にいるときには道の駅があったりとか、大河原の駅があったりとか、行けるんですけども、ぜひトイレの問題は観光しようと思ったら大事やと思います。  それから、駐車場の問題ですけども、村の人との交流を大事にした観光を進めたいということですね。だから、でっかい駐車場つくるんじゃなくて、特に村へ行こうとかでやっている、それから、これふるさと再発見でまた村長も御覧になっていると思いますが、この中にはアサギマダラの写真も載ったりしています。こういうところを求めて来る人たちは、大きな駐車場は要らないんです。だから、やっぱり村の人に、ここのところ、ちょっと車止めさせてやという、そんな何台か止まれるぐらいのそういう小さい場所でいいと思うんです。  それは、ふだん所有者が使ってて、観光客が来たときにちょっと使ってもええよという、そういう駐車場でいいんじゃないかなと、まずはと思います。だから、このトイレと駐車場についてお願いします。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  トイレにつきましては、東海道自然歩道のところに1か所ございますし、各地区には公共のトイレもありますので、そこをもう少し明示すればいいかなというふうに思っているんです。ただ、高尾地区にはおっしゃられたように、これといったところが今ちょっと見当たりません。そこはちょっと考える必要あるかなというふうに思います。  今後、月ヶ瀬口の駅前にずっと、トイレのことをおっしゃられてましたんで、そこは来年以降ですね、来年度以降になりますけども、そこは駅前開発ということでですね、解消したいというふうに思っております。  駐車場ですが、これの観光地という、これといったら観光地ということはないんですけども、例えばこういったとこで観光したいというふうな場所は数点、村の中にはあるわけなんですけども、これは以前から商工会の会員さんにですね、店なんかにも、そういったところの近くのとこの、店に止めさせて駐車場として止めさせていただいて、その店の方がこう行ったらいいですよと、道案内できるようなことでして、帰り、そこまでしたら帰りものの1つも売れるんやないかというようなことでですね、取組させております。  これは一昨年ぐらいからそういうことで、商工会としてですね、観光客を相手に先ほどありました体験型の・・・物販もなるんですが、観光地に近いところのとこにはどうぞここへ常時止めてくださいという案内をしようということで取り組んでおりますが、今のところまだ観光客等ちょっと止まっておりますし、先ほども昼休みの間にマリオットホテルさんの新しい営業部長、営業の方がお見えになりましてね、今後村にはかなりそういった場所があるということで、今後それを発信していくというようなことをですね、村とともに発信していくということで、先ほどもお話させていただいたとこですので、そういった細かいところをですね、今度手当したいというふうに思います。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  この頃は、観光客もマニアックになってきてて、例えば灯籠のね、石仏巡りなんていうのはもうあまりにも有名なり過ぎて、そうじゃなくて村の中の本当に埋もれているようなものをまた珍しく探していくような、そんな段階に入ってきてる人もあるんですね。  それから、ここに夢絃峡舟唄というのが載ってます。これ以外にももう30年間かかってテープに入れられた音があります。これはやっぱりこれだけ見てても値打ちないんですよね、やっぱり曲があって、歌があって初めての値打ちやと思うので、そのテープがもう再現が難しくなるんじゃないかと心配されておられます。そういう音も含めてね、その場所場所にいったらそんな音も聞けるようなこともまた考えたらね、ここの地域のこの歌なんやというそんなんも考えられたらいいと思うので、また、検討の参考にしていただきたいと思います。  それから、童仙房の道ですが、もう進められているということですね。思うのはよそへ行ったときにああ便利やなと思ったのは、待避所が50メートル先にありますよとあの表示があるかないかで、本当に地域の人の親切さが伝わってくるというか、だから、それをぜひトイレのあり場所もそうですし、そういう待避所がここにありますよとか、駐車場がここにありますよという表示は大事に進めてほしいなと思います。  それから、最後163です。これはもう私だけじゃなくてたくさんの議員が今まで言うてきたんですが、この間、府へ交渉に行ったときにそれはやりますよという話やったんで、やったと思って帰ってきたんですけど、具体的にはどんなふうな話になってますか。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  それについては、大分今までも要望活動してまいりましたし、今年度に着工ということで、返事をいただいておりますが、詳しくはまた建設課長のほうからお答えさせていただきます。 ○議長(梅本章一君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  歩道の件につきましては、年度内に着手の予定で、財源の状況にもよるということなんですけども、何年間にわたって整備していくということで、現在のところは聞いております。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  それ以上、詳しいこと、例えばどこに道をつけるとか、そんな具体的な話はまだ出てないんですか。 ○議長(梅本章一君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  図面のほうもできておりまして、押原区には京都府のほうから説明に行っておられます。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  役場の担当課のほうではどうなんですか。 ○議長(梅本章一君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  こちらのほうも同席させていただいて、区のほうに京都府一緒に行かせていただいております。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  だから、それがどうなってるかと聞いているんですけど。例えば、あの国道の通りずっといくのか、それともどちら側につけるとかそういう話です。 ○議長(梅本章一君)  「建設水道課長」 ○建設水道課長(岸田啓介君)  すみません。どう言うたらいいですかね、ちょっと吉村区長さんとこから、出てくるとこありますね、国道へ、あの辺から逆にライスセンターのほうを向いて歩道がついていくと、ライスセンター側のほうに歩道がずっとちょうど。 ○4番(鈴木かほる君)  役場のほうから行ったら。 ○建設水道課長(岸田啓介君)  役場のほうから行ったら、右側ですね。区長のほうから出てくる道があると思うんですけど、国道へ。そこを逆に向こうのほうライスセンターのほうを向いて、歩道がつくということの計画です。 ○4番(鈴木かほる君)  カーブの外側ですね。 ○建設水道課長(岸田啓介君)  はい。こっちから行くと右側になります。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  そしたら、今までのをまとめて言います。まず高齢者の施設関係なんですけど、事業は予定どおり、総合戦略どおりにやりたいという話は聞かせてもらったんですけど、これどういうんかな、施設というのは、福祉の氷山の一角やと思うんです。てっぺんに見えているもので、それはやっぱり村の中の地域包括の事業をやっていく上での、要になるところやと思うんですけども、その下にあるところ、今は社協とか、それから医院とかが訪問看護したりして、支えてくれてますけども、それから、村の福祉センターの中には、地域包括で看護師さんたちじゃなくて、保健師さんたちもいらっしゃるし、見てたら、もうえっこんなにやってるのと思うぐらいいろんな事業に手がけてはるんです。  それを、どういうかな、どういうふうに村の全体の高齢者の介護関係の中に生かすのかというのが今度の計画というか、事業の狙いなんですね。 ○議長(梅本章一君)  「村長 平沼和彦君」 ○村長(平沼和彦君)  私はそのようには考えておりません。小規模多機能が頂点という考えはないです。総合的にですね、福祉政策というのは総合的に考えておりまして、その一部として小規模多機能のありますが、最初からいきますと、高齢者福祉というところの出発でまず私が考えてますのは、健康維持、保持を健康増進ですね、そこから進めたいと、そういう意味ではシルバー人材センターが今ありますが、そこにまずは退職されてから個人持たれてるスキルをですね、発揮して地域のほうに貢献していただき、そこで、仕事、そういった社会に出てもらって、その報酬として幾らかの賃金を収入を得ると、そういった今日の中で活動していただくことによって、健康の維持が保てるんではないかと、人生、今100年というふうに言われておりますので、まずはそういったところにも社会進出していただいて、家に籠もるばかりじゃなしにですね、適度な運動にもなりますし、そういったところにまず活動していただきたいなと思います。  それから、年を重ねることによって、やはり要支援の必要になってこようかと思います。それにつきましては、今、健やかセンターふれすこのありますが、包括支援ですね、そこの部分をもう少し充実して、今、保健課長とも考えておりますのは、週1回ですけども、そこをもう少し充実していこうかと、できるだけ次に介護に段階を遅らせていこうと、要支援のほうに充実させて、その次に社協さんの今やっているような要介護1とか2とかね、そういった部分のところで社協さんにやっていただく。  できるだけ、それを長く長く遅らせていこうと、そうすることによって、国民健康保険の利用も減ってくるという効果も出てこようかなと思います。それについては、国保の抑えることによって、京都府からまたインセンティブで補助金を出しますよというようなことも、去年から言われておりますので、国保のほうの利用料を下げていきたい、そういう効果を出したい。  その次にですね、重度になってきましたら、これこそ今度は施設が要るんではないかということで、その次にですね、それに特化した施設が必要だろうというふうに思っております。それぞれがうまくすみ分けしていって、共存していく、共存共栄ですね、そういった形で機能していけばですね、全体としての福祉政策になっていくんではないかというふうに考えております。
     今、言うその施設については、小規模多機能ありきではない、ほかの施設はもっと有意義なものあれば、それになるかも分からない。  ですから、この地域に合ったサービスを考えていく、それについては、第9期のですね、計画で、策定委員会の中でですね、議論していただいて、結論出していきたい。3年にわたる分ですので、長期的にですね、こういう施策は要らないかというのをまとめていただけたら、それに沿ってですね、施策のほう講じていきたいというふうに思っております。 ○議長(梅本章一君)  「鈴木かほる議員」 ○4番(鈴木かほる君)  今の村長さんの考え私も賛同するものです。このシルバー人材センターなんですけど、例えば今の介護保険では、使えないことがいっぱいあるんですね、助けてほしくても、やっぱりそれ誰がするかというたら、一番ぱっと浮かぶのはシルバー人材かなと、2年ほど前かな、議会で研修に行ったときに、それをやってる自治体がありました。ワンコインサービスとかいってね、30分かな、短いサービスは100円、もうちょっと長いのが500円とかいうてね、それを最低賃金を保障するということで、あとの500円ぐらいは、500円の場合は500円ぐらいは自治体補助するという感じでした。  そういうのと組み合わせてやっぱりシルバー人材が本当に今60で定年退職しても年金も出ませんから、みんなしばらくは働きたいと、だから、今のシルバー人材よりももっとね、シルバー人材が働く場所というか、それは大事かなという気はするんです。だから、そういうことも含めた総合的なこれからの村の事業というか、それは大事だなと思っております。ありがとうございます。じゃ終わります。 ○議長(梅本章一君)  鈴木かほる議員の一般質問は終わりました。  以上で、一般質問を終わります。  これで本日の日程は全て終了しました。  本日は、これで散会します。  なお、次の本会議は12月9日、午前9時30分から再開します。  皆さん、御苦労さまでした。                   (散会15:33)...